社員紹介21

分析力を活かして
設備開発からマーケティングへ
キャリアチェンジ

Profile

淺野徳維: 企画マーケティング関連・情報セキュア関連スマートコミュニケーション部門2021年入社

Asano
Narui

My Career

1～3年目	イメージングコミュニケーション事業部製造部門配属。印刷機等の設備の保全やスマートファクトリー化などの業務を担当。
4年目～	情報イノベーション事業部企画部門へ異動。広告・販促を中心としたクライアントのDX支援、マーケティング施策の企画を担当する。

より市場に近い立場へ、異なる職種へ挑戦

3年目までは工場で設備開発を担当していたのですね。

工場の設備部門に所属し、印刷機などの設備の保全を担当していました。壊れた時、新しい設備を導入する時、更新する時など、全てに対応してきました。印象に残っているのは、スマートファクトリー化のプロジェクトです。AIを導入し、収集したデータをどう活用していくのか？について考えて、改善していく活動だったので、将来的に必ず役に立つと思いながら取り組みました。

それが今の仕事への挑戦につながったのですね。

もともと、学生時代に培った統計学の知見を活かせる領域として、マーケティング施策の企画に興味がありました。それまでの仕事からは領域も職種も変わるのですが、設備開発の大きなプロジェクトが一区切りついて、私がまだ3年目ということもあって、新しい環境での挑戦を選択しました。他社への転職は考えませんでしたね。DNP内で十分に挑戦できる仕事でしたし、設備開発で培った知見や技術を最大限発揮できる場もDNPだと考えていたので、自然と社内での挑戦を選択しました。

共通して活かせるのは“分析力”

現在はどんな仕事を？

情報イノベーション事業部グループが掲げる「DX for CX」というキーコンセプトのもと、Web広告やSNSの運用など、デジタル領域を中心としたマーケティング施策の企画と運用を担当しています。CXとは「カスタマーエクスペリエンス＝顧客体験」のことで、DX＝デジタルトランスフォーメーションによってその価値を高める取り組みをしています。統計データを用いて根拠を明確にしながら、課題解決に向けて企画～提案を行います。その施策が終わったら効果について分析・レポーティングして、PDCAを回します。担当はメーカーや流通、銀行など、業界問わず様々！　企業の先にいる「生活者」が「どんな判断や行動をするのか」という知見を貯めることが重要なので、多様な市場に関われることが楽しいです。

淺野さんの強みは？

やはり数値を使ったシミュレーションや分析ですね。統計学の研究の経験も活きていますし、工場でトライアンドエラーを繰り返しながら数値情報から課題解決のポイントを見出してきた経験もすごく活きています。特に工場での経験は私の唯一無二の強みですが、そう言えるのは、モノづくりの上流から下流までを自分の目で見てきた経験があるからです。顧客企業がメーカーであれば、モノづくりの目線に立って伴走することができますし、マーケティング関連のツールをDNPで制作する場合も、現場を知っていることが強みになっています。

今のチームには、私のように分析が得意なメンバーもいれば、戦略設計ができる人、SNSなどのオウンドメディアの知見がある人、デジタル広告に精通している人と、さまざまなタイプがいます。いつでも気軽に相談しながら、いろんな人の強みを掛け合わせてシナジーを発揮できることが嬉しいです。

DNPにしかできないマーケティング施策がある

そもそもマーケティングに興味を持ったきっかけは？

大学で陸上サークルに所属していた時に、広報担当としてSNSの発信を始めたことがきっかけです。少しずつフォロワーやサークルの新入生が増えて、「SNSには人を動かす力がある」ということを体感しました。しかも、私の専門の分析力を掛け合わせたらもっと成果を出せる！という確信がありました。そこで、普通なら広告代理店への就職を目指すのかもしれませんが、理工学部で学んでいたこともあり、「モノづくり企業」であるDNPに惹かれたのです。顧客とする業界・企業も幅広くて、「ここしかない！」と入社を決めました。

どんなマーケターになりたいですか？

分析力を活かしながら、デジタルマーケティングを中心としたクライアントのDX支援の実績をつくりたいですね。その先では、市場調査や戦略設計など、より上流からプロジェクトに参画して、Web領域だけではないトータルな企画提案に挑戦したいです。ネットサービスだけでなく、印刷物やパッケージもトータルに価値を提供できるのがDNPの強みです。そんな会社は他にありません。DNPにしかできないマーケティング施策を追求していきます！