社員紹介12

挑戦と成長の場所。
経理の力で経営を支え、
難問に挑む

Profile

冨田真由: コーポレートスタッフ経理2019年入社

Tomita
Mayu

My Career

1～2年目	株式会社DNPアカウンティングサービスへ出向。売掛部門配属。 Lifeデザイン事業部の売掛金管理業務を担当。
3年目	株式会社DNPアカウンティングサービス管理部配属。グループ会社の決算業務を担当。
4年目～	大日本印刷株式会社経理本部配属。決算書類の作成および税務申告を担当。

経理は、コミュニケーションワーク

営業志望だったそうですね。

そうです。そのため、入社後の配属先が経理になったときはビックリしました。でも、今振り返ると経理でよかったです。社会人としての最初の一歩で、経営・マネジメントに近い場所で働けるという貴重な経験を得られました。キャリアとしては、売上に対する入出金を管理する売掛管理業務に始まり、入社3年目にはグループ会社の決算業務のすべてを担うようになりました。現在は、DNP本社の決算業務を担当しています。財務諸表や株主・投資家向けの開示資料の作成、税金計算や申告など、DNPグループを代表する経理部門としてさまざまな業務に取り組んでいます。

経理って黙々と仕事をするイメージがあります。

それが、そうでもないのです。実際、異動してきたメンバーに驚かれることが多いです。グループチャットなどの情報共有の量や速さに！　私も配属当初は飛び交うコミュニケーションについていくだけで精一杯でした。数万人が働くDNPグループの決算業務は、到底一人では完結できません。各部署から毎日たくさんの相談を受けて、グループ全体に影響する判断を求められることもあります。また、会計基準や税法などの改正に対し、会社としての方針策定や旗振りの役も担います。判断に迷うことも多く、プレッシャーが大きい分、生産性向上などでも一人で頭を悩ませることをせず、部署全体や他のチームと協力しながら仕事を進めることが重要です。

難問解決に、
憧れの先輩たちと挑む

各部署からはどんな相談がくるのですか？

「新規ビジネスを立ち上げたい」「DNPグループ全体に関わる施策等の新設や変更をしたい」など、相談内容は多種多様です。取り組みの前例がないものもあり、真正面から向き合って解決に導いていくことがこの仕事の難しさであり、やりがいを感じる部分でもあります。

例えば、現在締結中の契約を見直したいという相談が届いた場合、ただ見直せばいいというわけではありません。国内外の拠点ごとに方針がありますし、契約変更による影響額も大きなものになります。適正な会計・税務処理、外部監査の対応についても検討するなど、企業の規模が大きいこともあって、さまざまな考慮、配慮が必要です。

難問と対峙しているときは苦労もありますが、そのぶん会社に大きな影響を与える仕事をしていると実感できます。ビジネスモデルや企業経営など、経理の業務を通じてビジネス全体について学ぶことができています。

“社会人力”が鍛えられそうな環境です。

本当にそうだと思います。入社3年目には、新会社設立に関わる経験もしました。入社当時からさまざまな経験をさせてもらい、できることも増えたのですが、もっと成長しないと！と思う瞬間がまだまだあります。経理部門で一緒に働く上司や先輩は、モチベーションが高く、優秀な方ばかりです。大学院へ通う人、税理士や海外勤務を目指す人、部門内でセミナーを開催する人など、視座が高く、目標に向かって進む人がたくさんいます。そんな方々と対話していると、気づきを得たり、予想外の意見が飛んできたりと、そのセッションの時間がとても刺激的で楽しいものになります。「まだまだ私の力が足りないな」と落ち込むこともありますが、たくさんの成長機会をいただけていると思います。

目指したい人がそばにいる幸福

憧れの人たちと働くなかで、今後目指す姿は？

私も、周囲の先輩や上司のような存在になりたいです。営業を志望して入社しましたが、経理に配属されて、それでも今まで働き続けられたのは、経理部門の優秀な先輩方への憧れがあったからです。「何を実行するか」も大切ですが、それと同じくらい「尊敬する方と働き続けること」もキャリア形成において重要視しています。戦略的かつ未来志向の視点を持ち、責任を持って自分の考えを発信できるように成長したいですね。そのためにも、日々の業務でスキルを磨くこと、会計や税務の専門知識も学び続けること、そして、積極的にコミュニケーションを取って信頼関係を築くことで、チームを牽引する一人になりたいです。

力をつけて、挑戦したいことはありますか？

当社の税務戦略を検討し、実行するチームに携わりたいです。現在の役割は、財務諸表の作成や会計処理などを通じて、DNPの実績を正確に伝えていくことですが、さらに力をつけて、DNPがより成長できる「未来」に向けた業務に挑戦したいです。税負担の適正化を図り、事業活動の計画や方針につながる税務戦略の策定や、税務リスク軽減策の提案は、企業の利益に直結する業務と言えます。これまでの経験を最大限に活用して、DNPの収益力向上に寄与する――。そんな、経営の根幹を支える仕事を通じて、会社に貢献していきたいですね。