社員紹介19

顧客企業にも
成長させてもらった分
今度は私が育てる番

Profile

森永晴菜: 営業マーケティング関連・情報セキュア関連スマートコミュニケーション部門2021年入社

Morinaga
Haruna

My Career

1～2年目	情報イノベーション事業部営業部門配属。大手国内飲料系メーカーを担当。
3年目～	同事業部内で異動。外資系IT企業の担当となり、店頭販促の領域で包括的に支援する。

新卒採用は一度きり。精一杯「自分探し」を

熱心に就職活動に取り組んだと聞いています。

新卒採用のチャンスは一度しかありません。受験勉強のように偏差値で測られるものではなく、自分と企業とのマッチング度が重要だということもあって、精一杯「自分探し」をしました。そして、軸を三つ決めました。まず「企画提案型の営業ができる場があること」。単純に売上の数字を追いかけるだけでなく、クライアントと向き合って状況や課題をヒアリングし、解決するための提案がしたいと考えていました。次に「チームで働ける環境があること」。高校では合唱部に、大学ではアカペラサークルに所属していたこともあり、自分がチームで力を合わせることにやりがいを感じるタイプだと分かっていたからです。最後は「女性が働きやすい環境があること」。育休・産休の取得率などの実情をOB・OG訪問でヒアリングしていました。

その中からDNPを選んだのはなぜ？

三つの軸が揃っていたことはもちろんですが、DNPで働く人たちが魅力的だったことが一番大きいですね。就職活動中に出会ったDNPの先輩社員の皆さんは、誰一人として同じタイプがいなくて。「いろんなタイプの人が活躍できる会社で私も活躍したい！」と入社を決めました。

IT企業を担当し
営業として成長させてもらっています

営業担当として、どんな仕事を？

担当している顧客は外資系のIT企業です。PCやスマートフォンなどのオリジナル製品について、家電量販店や携帯キャリアショップでの販促企画やコミュニケーション設計を行っています。広告代理店やマーケティング支援会社が行うような仕事に見えるかもしれませんが、私たちは店頭での企画を考え、使用する「モノ」をつくり、現場で施工するところまで一貫してできるのです。そこがDNPの強みだと感じています。

心がけていることは？

ある時、顧客企業の担当の方から、「伝書鳩にならないで」という言葉をいただきました。「私たちは森永さんを、DNPという会社ではなく、どんな価値を提供しているのか？で見ているから」とも。そういう大切な言葉を受けて、言われたことを言われた通りに実行するだけではなく、プロジェクト全体をマネジメントし、必要なことを判断し、引っ張っていく存在になろうと決意しました。そして、この会社の皆さんのニーズを引き出しつつ、私自身も「こうしたい・こうすべき」という“WILL（意思）”を持つようになりました。厳しいレベルを求められますが、「大切なことを教えていただいている」と感謝していますし、「成長させてもらっている」という実感があります。

最近は、英語学習に興味があると伝えたら、顧客企業の「グローバルの社内打ち合わせ」に参加させてもらえるようになりました！　私が日本市場における販促活動の進捗を英語で報告する機会もいただいています。実際のビジネスの現場で英語を使うことで、この先の選択肢もぐっと広がったと感じています。一歩踏み出すことの大切さも学びました。

適材適所を図れるマネージャーになりたい

顧客企業の皆さんと素敵な関係を築いていますね。

とてもありがたいです。これからは、その企業の販促戦略を俯瞰して全体的に考えられるようになりたいですね。この会社は今、「生成AIサービスをもっと生かしたい」という大きなテーマに対峙しています。時代の転換期に「どうしたらもっとAIを身近に感じてもらえるのか？」「どうしたらAIを分かりやすく伝えられるのか？」に頭を悩ませています。「AIがあたりまえの世の中」を実現することで、「未来のあたりまえをつくる。」の実現にも近づけると思っています。

これからの目標は？

企画提案型の営業として、マネージャーを目指したいです。DNPには本当に多種多様なメンバーが揃っています。一人ひとりの「得意なこと」を引き出し、適材適所で活躍できる機会を与えていく――。そのようなマネージャーに憧れますね。学生時代、塾の講師のアルバイトをしていた時も、生徒たちの能力の有無ではなく、得意なこと／不得意なことに着目するようにしていました。どう刺激したら成長スピードを速められるのか考えることも楽しかったですね。顧客企業の皆さんに成長させてもらった分、今度は私が育てていく側に立てたらと思います。