未来のあたりまえをつくる。DNP

画像解析の最前線で
社会課題の解決に挑む

Profile

土井 麻由佳
研究開発本社研究所2019年入社

Doi
Mayuka

My Career

1年目 人財開発部 P&I研修コース配属。
印刷技術・情報技術・DTP・企画・ビジネススキル等を学ぶ。
2~4年目 研究開発・事業化推進センター配属。
オンラインでの本人確認用の「公的カード真贋判定システム」の開発などを担当。
5年目~ ABセンターへ異動。
モノの認証向けの新規技術開発および新規事業立ち上げを担当。

“模倣品ゼロ”の社会を実現する
新しいサービスを開発中

土井さんが所属するABセンターとは?

ABセンターは、ICT(情報通信技術)などを活用し、世の中の社会課題の解決に役立つ新しいビジネスをつくるところです。その中で、私が所属するICT技術開発部門は、画像処理や自然言語処理、AI(人工知能)、セキュリティ、XR(ExtendedReality)などの先進技術を研究し、事業開発の部門と密に連携しながら、社会課題に対する解決手段を追求しています。そのため、私は技術者の立場ではありますが、社会の課題やニーズを的確に把握するために、顧客企業との打ち合わせにも参加しています。

「2030年、2040年にはどんな世界になっているのか?」「どんな課題が生まれているのか?」と未来を想像しながら、むしろ「こんな世界にしたい」「こんな課題をなくしたい」と、仲間と一丸となって、世の中に新しい価値を提供するサービスを開発しています。想像力や解決力など多くのことが求められますが、やりがいを感じながら、楽しんで取り組んでいます。

具体的に、どんな社会課題と向き合っていますか?

化粧品やサプリメント、ブランド品や自動車部品などの「模倣品」が増え、深刻な社会課題になっています。ECサイトやフリマアプリなどで模倣品と知らずに購入したり、偽のサプリを摂取して健康被害が出たりなど、生活者がトラブルに巻き込まれるニュースも増えています。そんな状況に対して私たちは、生活者がいつでも安心して商品を購入・使用できる「模倣品ゼロ社会」の実現を目指しています。

現在、スマートフォンを使って誰もが簡単かつ正確に「正規品」を判定できるサービスを立ち上げているところです。私はこのサービスの基盤となる画像解析技術の開発を担当しており、企画や営業のチームとも連携して実用化を進めています。このサービスを通じて、新たな価値として人々に“安心”と“信頼”を届けていきたいと考えています。

世の中にないモノをつくる
当事者になれるなんて!

画像解析のプログラムが専門だったのですか?

実は違います。理系の大学院では、どちらかというとプログラミングに苦手意識を持っていました。そんな私の転機は、入社1年目でP&I研修センターに配属されたことでしょうか。1年間の期限付きで、DNPのさまざまな専門技術を学んだり、企画から設計、開発までの一連の流れを学んだりするのですが、そこでプログラミングの研修も受けました。その時「私は意外とプログラミングが得意なのかもしれない!」と気づくことができました。入社当初は、技術者として「研究開発の道」に進めるのか不安でしたが、得意なものが見つかったことで自信にもなりました。

縁あって、画像解析のジャンルに進んだのですね

まさに“縁”だと思います。配属先には、画像解析のスペシャリストの先輩がたくさんいらしたので、一つひとつ教えてもらいました。今では、後輩に教える立場にまで成長することができました。その過程で、「他社との差別化を図り、プラスアルファの価値をつくるにはどうしたらいいか?」という視点を持つことの重要性にも気づき、それを考えられるようになりました。AIを多用する領域でもあり、技術の進歩がとても早いため、常に学び続けることが求められますが、挑戦する甲斐もあります。

私は入社当初から漠然と「世の中にない新しいモノをつくりたい!」という想いがあったのですが、企画する人とつくる人では役割が分かれていると思い込んでいました。私は技術者なので、つくるだけなのかと……。でもそれは違いました! 私は今、顧客のニーズのヒアリングにも参加し、収集したニーズをもとに「企画しながら、実際につくる人」となっているのですから。巡り巡って入社時点の志望動機に書いていた理想を実現できているのは嬉しいです。

名指しで声が掛かるよう、
専門性を磨きたい

「未来のあたりまえをつくる。」につながる仕事ですね!

「未来のあたりまえ」をつくれる可能性が十分に高いところで、挑戦させてもらっていると感じます。今立ち上げ中の「正規品認定サービス」はまさに「未来のあたりまえ」となる可能性を秘めています。DNPでは学びのチャンスも豊富です。1つ上の先輩は働きながらドクターを取得していますし、大学と共同研究している部署もあります。また、社内研究やオンライン学習サービスなども充実していて、いろんな分野について学ぶことができます。チャンスを活かして、新しい技術を確立させることが私のミッションですね。

土井さんの目標は?

「○○なら、土井さん」と名指しで頼られるような人になりたいです。世の中の課題を解決できて、多くの方が使用するサービスを提供するためには、画像解析のスキルだけでなく、アプリケーション開発やシステム開発などの技術も必要です。新しい技術に積極的に取り組むことが期待されていると感じています。広くアンテナを張って、私にしかできない領域を見つけて、専門性を磨いていきたいです。

Schedule

仕事がある日の1日

  1. 出社
    まずはメールチェックや当日の仕事の流れの確認から始めます。
  2. グループ定例会
    グループ内の情報共有や、各メンバーの進捗報告を行います。
  3. ランチ
    同じグループの先輩と社内食堂で昼食をとります。
  4. 社外との打ち合わせ
    要件定義などに関する技術の定例会を行います。基本的にはオンラインで。
  1. 社内の打ち合わせ
    社外との打ち合わせ内容を確認し、次回までのアクションを検討します。
  2. 開発
    技術開発の業務を行います。必要に応じて技術調査も実施します。
  3. 退勤
    明日以降のやるべきことを整理してから業務終了!

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