未来のあたりまえをつくる。DNP

DNPに決めた!
あなただから決めた!
と、振り向かせる仕事を

Profile

新井 昂樹
営業モビリティ・産業用高機能材関連ライフ&ヘルスケア部門2019年入社

Arai
Koki

My Career

1~2年目 高機能マテリアル事業部 営業部門配属。
海外顧客に向けて、リチウムイオン電池用バッテリーパウチのデリバリーを担当。
3~4年目 同事業部・同商材で、韓国の中小企業を担当。
5~6年目 同事業部・同商材で、韓国の企業全般とアメリカのスタートアップ企業を担当。

着実に歩んだ1〜2年目、
大きく飛躍した3〜6年目

韓国の企業を相手に、営業しているのですね。

1年目から現在に至るまで、リチウムイオン電池用の「バッテリーパウチ」の営業をしています。主な取引先は、韓国の電池メーカーです。2年目までは、製品を安定的に供給するための「出荷(デリバリー)調整業務」がメインでした。受注した製品をスケジュール通りに製造し、顧客企業に納品するところまで、営業の全体像を把握することが大事でした。正直なところ、当時は裏方の事務作業に面白さを感じられなかったのですが、今ではその仕事の意義も理解できていますし、あの時の経験があって本当に良かったと思っています。

3年目以降は、どんな仕事を?

現在は「DNPのバッテリーパウチを知ってもらう」という販促活動を中心に行っています。ほかにも、市場調査や顧客ニーズのヒアリングなど、業務は多岐にわたります。DNPグループの製造・開発・技術・購買等の各部門、さらには商社など、たくさんのステークホルダーと一体になって仕事をしています。意識しているのは、顧客企業から「DNPの&私のファンになってもらうこと」です。DNPのバッテリーパウチは現在世界シェアNo.1であり、性能・品質・生産の安定性のどれをとっても、世界No.1だと自負しています。DNPファンとして「DNPに決めた!」、私のファンとして「あなただからお願いする!」と、「振り向いてもらえること」が何よりのやりがいになっています。

世界のスタンダードの確立が鍵

印象に残っているプロジェクトは?

とある韓国の企業から、「次世代の電池をつくりたい。そのためのバッテリーパウチがつくれるパートナーを探している」と言われたのがプロジェクトの始まりです。その企業は、納品スピードを重視して韓国国内で探索していました。すでに複数社からサンプルを取り寄せていたようで、DNPは劣勢でした。そこで私は「問い合わせへの対応スピードと、顧客企業が求めるサンプル製品の提供スピード」がポイントになると考えました。絶対に獲得したい案件だったので、製造現場の皆さんには熱意を伝えて、その企業が求める「納期と性能」を叶えることができました。DNPがパートナーに決まった時は本当に嬉しかったですね!

このプロジェクトは現在も進行中です。量産に向けて、他社の追随を許さないように、常に高い対応力を示していかなければなりません。さらに顧客も私たちも、互いに「win-winの関係」になれるよう、試行錯誤しているところです。

プロジェクトが成功した先には、どんな未来をつくりたいですか?

その韓国企業は、次世代電池の開発で世界でも抜きん出ています。そうした理由からも、どうしてもパートナーになりたかったのです。新しい世代と呼べる電池を次々に生み出すことができたら、そしてそこに欠かせないバッテリーパウチ等の製品がDNPのものだったら、「世界のスタンダードをつくることができた」と言えますよね。世界中から注目されているバッテリー関連の市場で、いち早く「世界のスタンダード」をつくり出したいです。

今度は自分で“戦う土俵”を生み出したい

バッテリーパウチへの愛を感じます。

バッテリーパウチはもともと、食品や飲料、医療用の「包材」から派生させて生み出した商材です。私のすぐ近くには、リチウムイオン電池に採用されるずっと前から、この製品の研究・開発や営業を続けてきた人がいます。彼らは「新たな価値」を生み出し、世界トップシェアにまで押し上げ、会社を支えるビジネスとして拡大させてきた偉大な先輩たちです。よくぞここまで、くじけることなく続けてこられたなと不思議に思うのと同時に、「自分もそうなりたい!」という憧れもあります。数々の失敗もあったと思いますが、会社としても、それは成功に必要なものとして、社員の挑戦を後押しし続けたのだと思います。

夢はなんですか?

いつか私も「新しい事業」をつくりたいですね。バッテリーパウチがそうであったように、何もないところからビジネスを大きくしていくことが、営業冥利に尽きると言いますか、醍醐味なのだと思います。小さな芽を大きく育て、今の市場のスタンダードをつくってきた先駆者たちとともに仕事ができるからこそ、「開拓心」を感じています。私はその「開拓心」に憧れており、誰かがつくった土俵で勝負するのではなく、「戦う土俵そのものを自分でつくっていくこと」がこれからの夢です。特定の商材や部署にとらわれず、選択肢が多い戦い方ができるDNPだからこそ「新しい価値」を生み出せると考えています。私はやっぱりこの先も「人を振り向かせること」に熱中したいし、こだわり続けていきたいです。

Schedule

仕事がある日の1日

  1. 出社
    メールチェックや当日のTo Doリストの作成から、業務スタート。
  2. 資料作成
    顧客や社内用に、打ち合わせ資料を準備します。朝、頭が働いているうちに取り組むことが多いです。
  3. 本部情報共有会
    営業本部内で担当持ち回りで情報共有会を実施。担当者は30分間で既存顧客や新規案件の状況、調査内容を報告します。
  4. ランチ
    食堂にて昼食! 年齢が近い同僚と社外で食べることもあります。
  1. デスクワーク
    見積書や出荷スケジュール、打ち合わせ議事録の作成などの時間確保も大切にしています。
  2. 社外打ち合わせ
    海外企業の担当者とオンラインで打ち合わせ。開発品提案や価格交渉、顧客状況ヒアリングなどを行います。
  3. 工場と打ち合わせ
    開発部と打ち合わせして、DNPの新規開発の方向性や提案内容を議論します。
  4. 退勤
    特急案件がない場合は、19時過ぎの業務終了を意識しています。

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