循環型社会
海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化等への対応を契機として、国内におけるプラスチックの資源循環を一層促進する重要性が高まっています。DNPは、「DNPグループ環境ビジョン2050」に掲げる循環型社会の実現に向けて、サプライチェーン全体における資源の効率的利用を進めています。
循環型社会 目標・実績
2050年目標 | ||
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バリューチェーン全体で資源を効率的に利用し循環させることで、 最大限の価値を提供する。 |
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項目 | 2025年目標 | 2023年度実績 |
資源循環率向上 | 資源循環率を2015年度比 5ポイント改善 |
2023年度資源循環率 : 62.4% (2015年度資源循環率 : 51.7%) 2015年度比:10.7ポイント改善 |
ゼロエミッションを DNPグループ国内で維持 |
2023年度最終処分場利用率 : 0.04% (2015年度最終処分場利用率 : 0.06%) ゼロエミッションを維持 |
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水使用量削減 | 水使用量売上高原単位を 2015年度比35%削減 |
2023年度原単位 : 5.12m³/百万円 (2015年度原単位 : 8.55m³/百万円) 2015年度比:40.1%減 |
DNPは2024年4月、温室効果ガス(GHG)削減目標を国際基準である「1.5℃目標」に適合するように上方修正を行いました。また、資源循環率や水使用量削減等の目標も2030年度に向けて上方修正し、活動を進めていきます。
資源循環
大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済活動から、持続可能な形で資源を利用する「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行をめざして、循環型社会(資源の効率的利用)の実現に向けて、「不要物総排出量および最終処分場利用率の最小化」に努めています。
水資源の有効利用
水資源は、国や地域によってリスクの程度が異なることから、DNPでは海外拠点を含めた製造拠点における水のリスク調査を行っています。また、水害リスクの高い地域では、洪水対策を行っています。