多様な組織で活躍するセキュリティ人材に、役割に応じた実践的知識とトレーニングをご提供
ランサムウェアに代表される標的型攻撃など、企業を狙うサイバー攻撃が多発する現在、もはや企業・団体のセキュリティ部門担当だけで組織を守るのは困難と言えます。
外部からの脅威に対する各種セキュリティ対策も大切ですが、近年のサイバー攻撃では、組織の中で弱いところ、特に人の心理を突いた攻撃が仕掛けられるため、IT部門やセキュリティ担当部門だけではなく、従業員全体のセキュリティリテラシーの底上げが必要不可欠です。
具体的には、
日本国内では、セキュリティ専門人材の育成に加え、ITサービス等を開発・運用するエンジニアや、事業部門・管理部門等の従業員が、業務の中でセキュリティ確保も担当する「プラス・セキュリティ人材」として、セキュリティ担当部門と連携できるよう、セキュリティの知識とスキルを学ぶ機会を拡充することが推進されています。
サイバーナレッジアカデミーが考えるサイバーセキュリティ教育・訓練の基本コンセプトは、以下の3本柱です。
標的型攻撃の足掛かりとして狙われることの多い、一般従業員のセキュリティ・リテラシーの向上
セキュリティを意識したアプリ・サービス開発や、インフラ構築・運用のできる、セキュリティがわかる情シス・IT部門担当者の育成
サイバー攻撃に対する高い専門性で、インシデント対応と防止に当たる、セキュリティ専門技術者の育成
当社では、この3本柱で人材育成を進められるよう、育成の対象者に合わせて、複数のコースを組み合わせた最適な受講パターンをご提供しています。
定期開催コースの他に「一般従業員向けサイバーセキュリティ講座」等、日程・人数のご要望に応じて開催する集合研修型講座をご提案しています。
どの受講コースも、CKAが重視する「体験・経験により、サイバー攻撃への意識を変える」ことをめざした実践型のカリキュラムとなっています。
実務者向けコース全ての基礎となるインシデントレスポンスのスキルを身につけるためのコース。一般企業のWindows系仮想環境にサイバー攻撃を受けてチームで対処するハンズオン演習。
本物のサイバー攻撃を体験し、実機を用いたインシデント対応演習を経験することで、インシデント対応スキルへの理解を深めるコース。セキュリティを意識したサービス開発や運用に必要となる、サイバー防御の知見を習得。
本物のサイバー攻撃を受けて調査分析・封じ込め・再発防止までの一連の対応を、実機を用いた環境で経験することで、インシデント対応対処に必要な基礎スキルをフェーズごとに実践的に習得。
本物のサイバー攻撃を再現したシナリオによる実践的なチーム演習で、インシデント発生時の対応プロセスおよび対処に必要なスキルを習得。Windows系にLinux系を加えた仮想環境下で、多彩なインシデント発生シナリオで演習を実施。CSIRT実務者向けの実践的な内容。
産業制御セキュリティ機器(SCADA)分野でのサイバー攻撃の脅威や予防方法をハンズオンにより体験し、攻撃のターゲットや攻撃の手口を学ぶことで、対処法や予防策を身につけるためのコース。
産業用制御システムの技術者が、工場・インフラ現場でのサイバー攻撃とこれに対抗するためのサイバーセキュリティ対応の知識・スキルを習得するための実践的コース。
侵入試験者訓練のための上級コース。様々な先端的ハッキングツールと方法論を身につけるための 「ハンズオン」を中心とした倫理的ハッキング演習であり、攻撃者の手口や心理を熟知することで自社システムの脆弱性の早期発見と効果的な防御を演習。
メタバース上で複数の部門が連携して、インシデント発生時の対応と組織間連携を学ぶコース。CISO役・事業部長役・広報部長役・CSIRT長役の4人一組で実施。
セキュリティやITの知識の有無によらず、すべての方にサイバー攻撃と被害の状況や初動対策をしっかりと理解いただける、オンラインセミナー形式の講座。
日本企業が侵害されやすいサイバー攻撃手法をシナリオに採用した演習で、複雑化する最新のサイバー攻撃の「検知・対応・復旧」を強化。
既に自組織に侵入・潜伏している脅威を、攻撃者の痕跡や戦術・技術・手順に着目して発見対処する演習コース。プロアクティブな防御活動である能動的サイバー防御のアプローチをハンズオンで習得。
上記演習コースラインナップの他にも、日程・開催地・内容をご要望に合わせたカスタマイズコースを実施しています。
例）
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