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仮想空間・メタバース上で、経営・マネジメント層のメンバー4人が、インシデント発生時に取るべき行動や組織連携のあり方について学ぶコースです。インシデント発生時に対応指示等の責任を持つ方が、平時からの備えとして有事の際の連携と判断・対処を体験できます。
サイバーインシデント対応 組織連携 机上演習 経営層
ブラウザから仮想空間上の演習室にアクセスして、役割に応じたインシデントへの対応を選択形式で行います。臨場感の高いメタバースで、参加者と音声・チャットで対話しながら有事の際の連携・対応を体験します。
情報セキュリティの責任者であるCISO(Chief Information Security Officer)やCSIRT長・事業部長・広報部長の役割に分かれ、4人一組で各人のPCからメタバースの演習室にアクセスして、約2時間の机上演習を行います。
参加者は役割に応じて、提供される状況の情報を元に、発生したインシデントへの対処指示や社内外の関係者への情報連携など、適切な対応を選んでシナリオを進めていきます。普段とは異なる有事の連携・対応を仮想的に経験することで、実際のインシデント発生時の的確な対応につなげることができます。
演習終了後には参加者各自の取り組みの結果と評価が提示され、対応の課題や改善点を理解できます。
部門横断型のサイバーセキュリティ演習はこれまで、会場の準備や参加者の調整などに時間がかかっていましたが、本演習は、遠隔地からでも参加できます。また、「周囲のメンバーの回答を見て、自身の取るべき行動が推察できてしまう」という、従来の集合型演習の課題も解消できます。
メタバースでの臨場感があるインシデント対応体験が可能となり、さらに参加者間で振り返りを行うことによって、自社のインシデント対応計画策定時のベースとなる共通認識を得ることができます。
本演習のシナリオは、CSIRT構築やサイバー演習、法的証拠となるデジタル情報の回収・分析等を行うフォレンジックの国内第一人者であり、数多くのインシデント対応で実績がある名和利男氏(サイバーディフェンス研究所専務理事上級分析官)の知見を反映しています。
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