キャリアステップ
CAREER STEP
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- 2015年
- 包装事業部(現・Lifeデザイン事業部)配属。
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- 2022年
- 同事業部内で営業として大手菓子メーカーを継続して担当。
パッケージを通して消費行動を考える
私は今、包装の事業分野で、食品・飲料・日用品・医薬品など、生活に密着した多種多様な製品を手掛けています。人の意思決定や感情がどんな消費行動につながるのかということに興味を持っており、学生時代は行動経済学を学んでいました。
就職活動でDNPのことを調べ始めた当初は、今の所属先とは別の分野に興味を持っていたのですが、途中から「包装」に強烈に惹かれていきました。きっかけは、アイトラッキングという、モノを見る時の眼球の運動を分析し、視覚的な注意から興味・関心を明らかにする計測手法を当時包装事業部が扱っていると知ったことです。脳科学と経済学の融合を実践する場として興味を持ちました。大学時代に学んでいたことや、自分の興味のあることが、DNPの包装事業であればきっと活きる。私自身、昔から、成果が目に見えて分かるものほど努力できるタイプだったので、目に見える成果物をつくる仕事や、成果がはっきりと数字に表れる仕事は、きっと自分に向いていると思いました。
現在は、営業担当として、大手菓子メーカーを中心に、商品パッケージのデザインや企画、形状や機能などの設計提案を行っています。また各メーカーの主要ブランドの活性化に向けて、商品イメージの向上やロゴの制作、アレンジレシピの企画提案にも携わっています。
手掛けたものが世に出る喜びと責任
パッケージというと、商品の顔となる「デザイン」の面が注目されがちですが、「中身を守る」という役割も非常に重要です。例えば、商品を包むフィルムの材質や強度など、一つひとつのパッケージにも高度な先進の技術が詰まっています。企画・開発・製造などの各部門と連携しながら、営業が中心となって製品化を推進していきます。パッケージにはそれぞれ、多くの人の叡智と努力、ドラマが詰まっているので、それが商品となって世に出た時には、大きなやりがいを実感します。店頭で見つけたりすると、思わずまっすぐに並べ直してしまうほど、愛おしいです(笑)。
パッケージの多くは、使用後にはゴミになる、という宿命を抱えています。パッケージに携わる者として、「環境に優しい未来のパッケージ」をあたりまえにしていくため、試行錯誤しています。私が一緒に仕事をするメーカーや流通の方々も、変化に向けて動き出していますし、DNP社内でも技術の進化に取り組み続けています。社会と技術をつないで、生活者の皆さんがより良い未来を感じるパッケージづくりに、これからも挑戦していきます。
#MY LIFE
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- #サッカー観戦
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同期で日産スタジアムに参戦。
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- #ぬか漬け
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体にいいことしている気分、育てるのも楽しい。
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- #ナイアガラの滝
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ボートで滝のふもとに。とにかく大迫力!
※掲載内容は全て取材当時のものです。