編集・製造最適化
コラム・記事
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販売・編集・宣伝 全員が同じデータを見て考える。
出版業界のDXとは出版の世界で常に議論される「いかにして本の売り上げを最大化するか」という問題。現場では、いわゆる「暗黙知」の経験則に頼っている部分も大きく、マーケティング的視点を持つ人材の育成コストや、他部署間のコミュニケーションにも課題がありました。その解決の一助となり得るのが、DNPが開発したデータ活用システムです。株式会社Gakken様では、「DNP出版流通データ活用サービス」を導入し、さまざまな部署を横断した「データの見える化」を推進してきました。今回は経営企画室の河村達哉氏に導入の背景や得られた効果について伺います。2024年1月公開- 印刷・出版
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出版社の能力を活かすエコシステムを作り
「MDAM(エムダム)」から新しいサービスの創出を雑誌の編集制作支援機能とアセットマネジメント機能を備えた総合誌面制作プラットフォーム「MDAM(エムダム)」。集英社が中心となって開発が進められてきましたが、これまでに複数の大手出版社が採用し、2021年7月からDNPがパートナーとなって出版各社への導入支援に取り組んでいます。開発に携わってきた株式会社集英社ブランドビジネス部デジタルデザイン室の松下延樹氏は、「『MDAM』を通して出版業界のエコシステムを作りたい」と話します。コラム前編では「MDAM」開発の背景や、導入によって得られた効果についてお伺いしましたが、後編となる今回のコラムでは「MDAM」の今後の展望と出版DXの可能性について、松下氏に伺いました。 ※2022年5月公開- 印刷・出版
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データも進捗も、プラットフォームで一元管理。
「MDAM(エムダム)」が出版DXを見据えた基盤に出版業界のDXが進みにくかった理由のひとつに、編集部や担当者レベルで独自の制作方法が用いられ、ワークフローの標準化が進まなかったことが挙げられます。こうした課題を解決したのが、株式会社集英社が中心となって開発が進められた総合誌面制作プラットフォーム「MDAM(エムダム)」です。2021年7月からDNPがパートナーになり、出版業界各社への導入支援をおこなっています。「MDAM」開発に携わってきた株式会社集英社ブランドビジネス部デジタルデザイン室の松下延樹氏に、「MDAM」開発の背景や、導入によって得られた効果についてお伺いしました。 ※2022年4月公開- 印刷・出版
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出版社のDXはボトムアップから?新会社「KODANSHAtech」がめざすデジタル改革【後編】
DNPは独自の「P&I(印刷と情報)」の強みと、出版社の編集力・コンテンツ・ブランド・読者等の強みを掛け合わせ、新たな価値を創出して企業や生活者に提供することをめざしています。DNPでは、「出版社のウェブメディアの運用型広告の支援」「マッチング広告・タイアップ広告の推進」「読者起点の会員制デジタルサービスの構築」を軸に、出版社のコンテンツを活かして、多様なコミュニケーション体験を企業や生活者に提供します。新たな収益モデルの企画立案・設計・制作・運営等のトータルサポートを行い、出版社の収益拡大を支援するとともに、出版社と連携した共創ビジネスを推進していきます。 そこで、今回当コラムでは、出版社の方々に有益な情報提供をすべく、新しい事業モデルを構築し出版のDXを推進するために立ち上がったKODANSHAtech合同会社ゼネラルマネージャーの長尾 洋一郎氏にお話しを伺いました。- 印刷・出版