キャリアステップ
CAREER STEP
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- 2016年
- ABセンター配属。
同年9月ファインオプトロニクス事業部(現・オプトエレクトロニクス事業部)へ異動し、高画質ディスプレイを実現する複屈折制御フィルムの開発を担当。
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- 2022年
- 同事業部内にて光学部材関連の開発を担当。
深まる専門性と 拡がる知見を両立できる 開発環境
「印刷」という言葉には、紙の本やパッケージなどのイメージがあると思いますが、私が所属する部門は、スマートフォンやテレビ等のディスプレイ向けの部材の開発を行っており、多種多様なディスプレイの画質や視認性の向上に貢献しています。
私は、「大学時代の研究で得た知識や経験を活かす仕事がしたい」ということを会社選びの基準の一つにしていました。そのため、研究内容だった光学フィルムを活かせるよう、化学材料メーカーを中心に就職活動をしていました。その中でDNPに出会い、自社開発した材料だけではなく、パートナー企業の持つ材料も含めて選択の自由度を高くしつつ製品開発を行う姿が、自分自身のやりたいことにマッチしていると感じました。自分の知識や経験を活かしながらも、そこに固執せず、新しい可能性を常に模索していく。そんな働き方をしたいと考え、入社を決めました。
現在は、光学部材関連の開発を担当しており、材料の設計及び合成、合成した材料の成形、光学特性や機械特性の評価などを行っています。これまでにない特性を持った材料を生み出すことをめざしています。DNPは多彩な製品を取り扱っており、光学部材とは全く関連がなさそうな部署とも、開発を通じて連携することがあり、新たな知識を多く得ることができています。自分の専門性を深めるだけでなく、幅広い領域から新たな知識を得ながら開発を進めており、入社前にやりたかったことができていると感じます。
まだ見えない、
だからこそ まだ映らないものがある、
入社後、新規事業分野の研究開発を経験した後、現在の事業部へ異動し、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の産学連携プロジェクトで、「高画質ディスプレイを実現する複屈折制御フィルムの開発」を担当しました。社会人になってからも学会での発表を経験でき、入社前に想像していた以上の環境で、仕事ができています。
世の中には、スマートフォンやPC、テレビやカーナビなど、さまざまなディスプレイが存在しています。用途の拡がりに応じて、ディスプレイは多様な進化を遂げてきましたが、まだまだ開発の余地があると考えています。同じ映像データでも1台1台のディスプレイで色が違って見えたり、映像の一部が少し歪んだり、周辺部分がぼやけたり。現在は、人の「目」で見るものと同様か、「目」で見る以上にリアルに映し出せるディスプレイは存在しません。私たちが進める光学部材関連の開発によって、まだ誰も経験したことのない映像体験を届けたい。可能性が拡がるDNPの環境で私自身も成長しながら、そんな「未来のあたりまえ」を見据えて、引き続き開発を進めていきます。
#MY LIFE
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- #ボルダリング
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週1、2回は行くようにしていて順調にレベルアップ中!
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- #サイクリング
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ボルダリングジムへ自転車移動をすることも!
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- #レザークラフト
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どう作るか試行錯誤しながら完全オリジナルへ!
※掲載内容は全て取材当時のものです。