【セミナーレポート】DNP P&IセミナーカタログDX カタログ潮流2024「春」 ~カタログづくりの最新トレンド、モノづくりから製品サイト構築まで~

カタログ販促の現状に不安を感じていませんか?DNPは「カタログDX」をコンセプトに、お客さまの業務変革を支援しています。2024年2月29日開催のオンラインセミナー『DNP P&Iセミナー カタログDX カタログ潮流2024「春」~カタログづくりの最新トレンド、モノづくりから製品サイト構築まで~』では、カタログ制作の最新トレンドと、未来を見据えた製品サイト構築について詳しく解説いたしました。本ページでは、セミナーのエッセンスをぎゅっと凝縮したダイジェスト動画と、テキストサマリーをお届けします。(2024年6月公開)

「カタログDX」について詳しくはテーマページをご覧ください

本セミナーのポイント

  • 属人化・非効率な制作プロセスを打破!最新トレンドによる変革
  • デジタルカタログの活用事例と、効果的な導入方法
  • 顧客ニーズに寄り添う、製品サイトのあるべき姿

こんな方におすすめ

  • カタログ制作の効率化・コスト削減を図りたい
  • デジタルカタログの可能性を探求したい
  • 顧客体験を向上させる製品サイトを構築したい

ダイジェスト版 動画

動画:カタログ潮流2024セミナーダイジェスト(03:09)


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    自動返信による受付完了メール送付後、2営業日以内に担当者より視聴URLまたは資料ダウンロード用URLを送付させていただきます。
  • 視聴期限は設けていませんが、予告なく終了する場合があります。
  • 本セミナーは企業・法人向けセミナーです。同業他社・個人の方のお申し込みはお断りすることがあります。
  • セミナー動画の録音録画、複製記録等は固くお断りいたします。


トークセッション

  • リンクをクリックすると、該当するテキストサマリーの箇所へジャンプします。
  • 講演者の所属・肩書などは、2024年2月セミナー開催時のものです。


テキストサマリー

第1部: DNPのカタログDXコンセプト

カタログDXの3つの視点全体像。「つくるを変える」「持ち方を変える」「伝えるを変える」はそれぞれに影響を与えながら、カタログの価値を最大化します

DNPは、「カタログDX」をコンセプトに、「つくるを変える」「持ち方を変える」「伝えるを変える」という3つの視点でお客さまの業務変革を支援しております。
今回のセミナーでは、その活動を通してお客さまからよく伺う次の課題について、第2部から第3部を通して、解決策の一部をご紹介しました。

DNPはモノづくりで培ってきたノウハウをもとに、カタログ制作工程の効率化をはじめ、製品情報の収集・管理、情報資産のデジタル活用など、お客さまのさまざまな課題の解決に取り組んでいます。


第2部:カタログ制作のトレンド「デジタルワークフロー」

カタログ制作では、正確な情報が載っている「正確なカタログ」であり、またそれ自体が営業マンとして戦略的に機能する「魅力あるカタログ」でもあるという、2つの役割を果たすことが求められます。しかし、現実にはそのバランスは崩れ、「正確なカタログ」づくりに追われ「魅力あるカタログ」づくりにリソースをかけられていない企業が多いと指摘しました。
そのため、「正確なカタログ」づくりにおいてDXを活用した制作プロセスの変革を行い、「魅力あるカタログ」づくりのためのリソースを生み出すとともに、これまでよりも顧客体験価値を高める取組みによる課題解決が必要です。

カタログに求められる役割の説明。「正確なカタログ」「魅力あるカタログ」カタログはこの2つの役割を果たしている

カタログ制作担当者は「正確なカタログ」づくり・「魅力あるカタログ」づくりという、視点が異なる2つの業務に従事している。

「正確なカタログ」づくりの業務変革

「正確なカタログ」づくりでは、制作プロセスの中でいくつもの課題が散在している状況が多く見受けられます。そこで、3つの施策によりデジタルワークフローを構築することが解決策となり、トレンドであると紹介しました。

カタログ制作現場の工程ごとに課題と解決策を整理した図。解決キーワードは 「デジタルワークフロー環境」

カタログ制作の「大変さ」は、取り扱う多量のコンテンツと、多くの人との長期間に及ぶコミュニケーションという煩雑さに起因している。

デジタルワークフローの利点6つ。➀簡単に共有できる②可視化できる③非対面コミュニケーションとりやすい④簡単に集約できる⑤場所・時間融通きく⑥時短・節約できる

デジタルのメリットはそのまま、アナログ業務が残る制作プロセスの課題を解決する。

「魅力あるカタログ」づくりへのアプローチ

「魅力あるカタログ」づくりでは、経験や勘に頼らない、デジタルを活用した複眼的な調査を実施し検証を重ねることで顧客体験価値を上げることが可能になってきました。
セミナーでは事例を交えながら、DNPが提供している、4つの手法を組み合わせた調査と改善アクションの施策支援について紹介しました。

魅力あるカタログへの複眼的な調査検証アプローチの説明。多角的な調査でエビデンスに基づくカタログづくりのアプローチ手法4つ。➀市場調査(Web解析)②インサイト調査③カタログ誌面調査④行動できる™メソッド


第3部:デジタルカタログのトレンド「デジタル起点のアウトプットと商品検索サイト」​

カタログデジタル化の多様な形

第3部は、「デジタルカタログとは何だ?」という問いかけから始まりました。
実は「デジタルカタログ」とは厄介な言葉であり、お客さまの中でも目線合わせができていないことが多々あります。
セミナーでは、DNPに限らず他社動向も含めて、多様に発展している「デジタルカタログ」のトレンドを数多く紹介しました。以下はその抜粋です。​

デジタルカタログ(デジタルブック)の説明。●多くの企業で採用されている  ●安価にデジタル化ができる  ●リンク機能等の付加機能  ●ヘビーユーザーには高ユーザビリティ  ●製品知識がないと目的の製品にたどり着けない課題も

デジタルカタログ(デジタルブック)の例

製品サイト化_営業支援の例。左側:便利な絞り込み検索機能がついた検索結果画面の例。右側:カートに入れた製品の情報が1行ずつ記載され、チェックできるようになっているサンプル請求リスト画面の例。

製品サイト化の例①


製品サイト化_営業支援の例。サムネイル形式で製品画像と製品情報、バーコードが並んでいる。「画面を印刷」ボタンや「Excel書き出し」ボタンがあり、ブラウザ印刷でカタログ代替、製品詳細Excelをサイトに掲出している。

製品サイト化の例②

デジタルデバイス向け Webカタログ「カタログ169(DNPでの通称)」の説明。➀見やすい②説明しやすい③PC・タブレットで活用

デジタルデバイス向けWebカタログ「カタログ169」(DNPでの通称)

製品サイトのトレンド

カタログデジタル化のうち、一つの答えとして「製品サイト化」というものがあります。ここでは、DNPが考える「あるべき製品サイト」とはどういったものか、「こんなサイトは機能していない」という視点から紹介しました。​
また、セミナーではDNPの実績であるお客さまの製品サイトを実際にご覧いただきました。

こんな製品サイトは機能していない!3つのポイント​

DNPが考えるあるべき製品サイト

「あるべき製品サイト」の形に整えていくことで、流入数の増加、検索による回遊性UP、離脱防止、データダウンロードの展開による業務効率化などが期待できます。Webサイトが活性化し、見込み顧客が集まる、良いサイトにするためにも、「あるべき製品サイト」への移行をおすすめします。

DNPが考えるあるべき商品サイトとは 商品情報、顧客に伝えるべき情報が整理され 検索しやすく、欲しい情報が簡単に手に入るサイト


第4部:DNPクラウドデータ活用型オンデマンド印刷サービス「スマートeco²プリント」ご紹介

最後に、2024年6月からサービスを開始する「DNPクラウドデータ活用型オンデマンド印刷サービス スマートeco²プリント」を紹介しました。(セミナーでは「在庫レス印刷発注サービス(仮称)」とご紹介しました。)​
クラウド上に各社の書庫を用意し、印刷データを保管。いつでも閲覧活用が行える環境を提供し、アイテム数、部数、納品先を指定するだけで手軽に印刷発注が行えます。カスタマイズも可能な小ロット・多品種印刷に対応するうえ、保管・配送費用を極小化することが可能です。​
さらに、デジタル印刷方式により、CO₂排出量もオフセット印刷と比較して約80%低減するという実験結果も得られています。​
また、CO₂排出量の抑制効果の数値化サービスもオプションとして開発中です。​
詳細は下記のリンクよりご確認ください。​

ぜひセミナーを全編ご視聴ください!​

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  • 本セミナーは企業・法人向けセミナーです。同業他社・個人の方のお申し込みはお断りすることがあります。
  • セミナー動画の録音録画、複製記録等は固くお断りいたします。

登壇者プロフィール

株式会社DNPコミュニケーションデザイン​
第4CXデザイン本部DXコンサルティング部 部長​
杉崎 博志

株式会社DNPコミュニケーションデザイン​
第4CXデザイン本部DXコンサルティング部​
山中 淳​​

株式会社DNPコミュニケーションデザイン​
第3CXデザイン本部 第1部​
藤村 佑樹

このコラムで紹介した製品・サービス

未来のあたりまえをつくる。®