DNPの生成AIの取組み
DNPはDX推進の一環として、2023年5月に、国内外の約3万人の多様なグループ社員が生成AIを活用できる環境を構築しました。社内のコミュニティなどを通じてさまざまな情報発信や勉強会を行い、生成AIについてのリテラシー向上と利活用ができる人材の育成に取り組んでいます。生成AIを活用した新たな価値の創出に向けて、「新製品・新サービス創出」と「既存の製品・サービスへの新たな価値の付加」を加速させています。
※2023年11月時点の情報です
生成AIで実現したい世界
生成AIのさまざまな利用シーンを議論する中で、DNPは、「人と生成AIとが共創できる世界」を実現したいと考えるに至りました。生成AIを活用することで既存の業務を大幅に効率化することができます。しかし、DNPはそれだけではなく、生成AIを最大活用し、人が得意とする能力を最大発揮することで、今までにない体験価値を創りたいと考えています。
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TOPICS
「DNP生成AIラボ・東京」をオープン
DNPは、生成AIを活用した多様なユースケース(使用事例・用途例)に触れ、社外パートナーとともに生成AIの可能性を探る施設「DNP生成AIラボ・東京」を2023年12月4日(月)に開設します。本施設では、アイデア等の検討段階から社外の多様なパートナーと共創して、新製品・新サービスを創出するアプローチを具現化します。製造業、運輸・情報通信業、小売業、金融業、サービス業をはじめとした、さまざまな業種で導入・活用をご検討いただけます。
※企業、法人向けのサービスです。同業他社、個人の方の施設見学はご遠慮いただいております。
※ニュース
「DNP生成AIラボ・東京」をオープンしてパートナーと新たな価値を創出
― 生成AIの可能性を探求し、1000件のユースケースづくりを目指す ―
ラボで取り組む価値づくりの例
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DNPのAIに関する取組み
AIは、画像や音声の認識、予測分析など、さまざまなビジネスシーンですでに広く活用されています。AIを業務に導入することには、多くのメリットがあります。DNPでも、先端のIT技術の研究開発や事業化を進めていますが、他社ではなくDNPならではの特別なAIの活用方法を検討し、提供することを積極的に推進しています。
進化が著しい技術としての「AI」ですが、DNPにおいても、先端IT技術の研究開発および事業化が進められています。本記事ではDNPだからこそ実現できるAIサービスについて紹介します。
コラム前半では、AI開発に至った経緯やDNPならではの強みをお話ししました。引き続き、実際に生まれている製品や、開発過程で得られた新たな視点について語ります。
このコラムで紹介した製品・サービス
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企業のDX/AI戦略をワンストップで成功へ導く
AIを活用したサービス
DNPはP&I(印刷と情報)の強みを活かし、企業の皆さまのサービス活用時の体験価値(CX)を高めることをめざしています。例えば「従来の業務フロー」、DNPのAIサービスは、本来は時間をかけたくないけれども品質を担保するために必要な業務から、AIが担うべき業務を特定し新たなDXフローをご提案します。また、最近ではChatGPTなどの生成AIにも積極的に取り組んでおり、多くの企業とのユースケース開発も行っています。 -
校正・校閲・審査業務を効率化するDX支援ツール
DNP AI審査サービス™(校正・回覧業務)
カタログやチラシといった広告販促物をはじめ、マニュアル・教材・製品パッケージ・契約書・各種手続き申請書類等、さまざまな印刷物の校正・校閲・審査作業の業務効率化をサポートします。従来目視で行っていた各種印刷物の文字や画像等のチェック作業をAIを活用して行うことで、ミスの軽減・作業時間の短縮を実現することができます。