地球をまもる

DNP環境配慮パッケージング GREEN PACKAGING®

環境負荷を低減し、地球環境をまもる製品・サービスが求められています。
私たちは環境配慮に努め、循環型社会を目指します。

目次

社会背景

気候変動、海洋プラスチックごみ汚染、資源の枯渇などの環境問題に対して、世界全体で地球環境をまもる取組みが求められています。
日本では、3R(リデュース、リユース、リサイクル)+Renewable(持続可能な資源)を基本に環境負荷を低減し、さらに持続可能な社会を実現していくための新たな技術開発とイノベーション、環境インフラなどを広げていくことが重要になっています。

ホッキョクグマの写真

海洋プラスチックごみ汚染の写真

石油掘削装置の写真

「GREEN PACKAGING」とは?

「GREEN PACKAGING®」は3R(リデュース、リユース、リサイクル)+Renewable(再生可能資源への代替)を基本に環境負荷を低減し、さらに持続可能な社会を実現していくため「CO₂の削減」「資源の循環」「自然環境の保全」という3つの価値を社会に提供する製品・サービスです。

3つの提供価値

CO2の削減

石油由来のプラスチック
使用量を減らすことで
CO₂の排出量を削減します

資源の循環

リサイクルしやすい
素材や形態により
資源の循環を促進します

自然環境の保全

自然の資源を守るため
持続可能な原料調達を
推進します

イメージ映像「DNPが取り組む “新たなリサイクルの環”」(2分36秒)

パッケージのライフサイクル

原材料調達段階

・持続可能な原材料を選択します。
・植物由来プラスチックの利用を推進することでCO₂を相殺(カーボンニュートラル)します。

製造段階

・軽量化・薄層化技術や紙化によりプラスチック使用量を削減します。
・植物由来の原材料(プラスチック・インキ・接着剤)を活用します。

廃棄・リサイクル段階

・パッケージをリサイクルしやすい仕様・構造にします。
・リサイクル素材を活用するなど、リサイクルシステムを構築・推進します。
・素材ごとに分離・分別しやすい設計をします。


これらの取組みを通じて、製品やサービスの環境価値を向上させ、業種・業界の垣根を越えたすべてのステークホルダーとともに持続可能な社会を構築していきます。

パッケージのライフサイクルを表したエコシステムの構築の図です。

上記の図はパッケージのライフサイクルを表しています。

ラインアップ

◆植物由来包材

パッケージの材料であるプラスチックは石油由来の原料からできていますが、その一部をサトウキビ由来の原料に置き替えた包材です。




◆モノマテリアル包材

通常複数のプラスチック素材から構成されるフィルムパッケージを、単一素材のプラスチックで構成したリサイクルに適した包材です。




◆リサイクル包材

PETボトルから再生されたリサイクルPETなどの再生材を活用した包材です。




◆バリア包材

酸素/水蒸気バリア性と保香性を有するバリアフィルムを使用した包材です。内容物の長期保存を実現し、生産・流通効率の向上やフードロスの削減にも貢献します。




◆紙製包材

再生可能資源である紙を活用し、プラスチック使用量を削減します。森林認証紙や植物由来プラスチックと組み合わせることでさらなる環境負荷削減を実現します。




◆軽量化・薄層化技術

機能性にすぐれた素材を使用し、コンバーティング技術により機能を付与することで、物性を維持・向上させ、包材の厚みや重量を低減します。

ニュースリリース・トピックス

2024年10月31日 複合プラスチック廃材の再資源化と活用で株式会社esaと資本業務提携
2024年10月22日 ケミカルリサイクルPETを用いた透明蒸着フィルムを開発
2024年10月21日 植物由来のフィルムの使用でCO₂排出量を13%削減したバッグインボックスを開発
2024年10月17日 酸性・アルカリ性など刺激の強い内容物に対応した紙容器を開発
2024年10月16日 紙の使用で環境に配慮し開封後そのまま喫食できる電子レンジパウチを開発
2024年10月09日 CO₂排出量削減に貢献するバイオマス度50%のポリエチレンフィルムパッケージを提供開始
2024年09月25日 アルミ箔を使用せずに全光線透過率が1%未満の高遮光パッケージを提供開始
2024年07月11日 汚れたフィルムを剥がしやすい紙トレイを利用した資源循環システムを構築
2024年06月25日 パルプ回収率85%以上を有するモノマテリアル(単一素材)の紙製ハイバリアパッケージを開発
2024年06月20日 環境配慮パッケージングで2023年度は約19万トンのCO₂排出量削減効果を達成
2024年06月17日 柔軟な包材設計と環境配慮を両立させた医薬品経口剤向けの吸湿包材を提供開始
2024年04月08日 カーボンフットプリント算定システムの第三者認証の取得範囲を拡大
2024年03月21日 官民連携 国内初の「医薬品ボトル回収・再資源化実証事業」に参画

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