5G通信フィルム型アンテナ
くらしに溶け込む5Gアンテナ
出力効率が高く、従来の製品よりも薄く、かつフレキシブルに曲げることができるアンテナです。アンテナ設計技術と、微細な金属パターン技術を掛け合わせ、フィルムタイプのアンテナを実現しました。木目調などの多様なデザイン（加飾）もDNPの強みです。
アンテナ表面を覆うシートは、電子線の照射によって多様な機能を付加するEBコーティングによって、表面の耐候性・耐傷性・耐汚性等を高めています。
こんなところにDNP
健康な生活を支える生活資材
印刷プロセスから発展させた技術で暮らしの質の向上に貢献
DNPは、印刷プロセスから発展させた技術を日々の身近な生活に活かしています。心地よい高度な意匠性・デザインに加え、包装材では酸素や水分等のバリア性を高めて保存性を向上し、壁や床などの生活空間用製品では耐傷性や耐候性を、通信の分野では5G電波へのアクセスを高めるなど、多様な機能を付与しています。メディカル・ヘルスケアの事業も展開し、創薬の効率化などに技術を活かしています。
高い意匠性を備えた機能性部材
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5Gミリ波反射板 リフレクトアレイ
特殊な反射で電波を届け、つながりやすく、省エネにも貢献
5Gの通信規格用の電波を効率的に反射させることで、基地局からの電波が届きにくい場所にも、電波を届けられる製品です。対象とする周波数帯の電波の入射方向・反射方向・反射波の広がり方（ビームプロファイル）を任意に設計。追加の電源も不要で、エネルギーも有効活用できます。
DNPがICタグや世界トップシェア※の光学フィルム等で培った光や電磁波等の制御に関する設計・シミュレーション技術を応用。また、部材の加工にパターニング技術を活用して、設計通りの機能を実現します。屋外等での社会実装の際に必要な薄型カバー層には、EBコーティング技術で耐久性を高めた内・外装用の意匠シートを使用できます。
- ※光学フィルムはディスプレイ表面用の反射防止フィルムおよび防眩フィルムにおいて世界トップシェア
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DNP内・外装用アルミ焼付印刷パネル アートテック
高いデザイン性と機能性を両立！ オーダーメイドが可能な内・外装材
アルミに直接、さまざまなデザインを焼付印刷した内・外装用の化粧板です。高い意匠性に加え、自然素材の弱点である不燃性／耐候性／重量／加工・施工性の課題を解決する高付加価値製品です。建築物のさまざまなシーンに広く展開できます。
DNPが印刷プロセスで培った高精細なデータ作成や製版の技術、精密塗工技術等を活用。木や石、金属などの素材の魅力を表現します。基材であるアルミの良さも活かしたDNP独自の製品で、心地よく機能的な空間を創出します。
バリア素材
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DNP多機能断熱ボックス
電源不要で一定の温度を長時間キープ
電気を使わずに、内部の温度を長時間一定に保つことができます。生鮮食品や工業品、医薬品など、十分な温度管理が必要な物流の課題解決に貢献します。常温品と冷蔵・冷凍品の混載輸送による効率化、リユースによる使い捨て資材の削減など、環境への負荷も大きく低減する製品です。
酸素や水蒸気等を通さないガス透過性が低いハイバリアの技術や、多様なシミュレーションによる熱設計の技術、材料開発技術などを活かした「真空断熱パネル」を使用しています。
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DNP防錆性フィルム
長期間、錆等による腐食から中身を守る
酸素や水蒸気の透過を防ぎ、長距離輸送や長期保存の際など、内容物を錆から守ります。中身を確認しやすい透明さと、高い防錆機能を両立。また、気化性防錆剤や防錆油を使わないため、製造時の洗浄工程も不要です。環境配慮型の「DNP植物由来包材 バイオマテック®」との組み合わせで、石油資源の使用量を削減し、製品のライフサイクル全体でCO2の削減に貢献します。
複数の素材を貼り合わせるラミネート技術と、ガスを透過させないハイバリア技術を掛け合わせた製品です。加熱圧着するシーラントフィルムと保護層フィルムに「DNP透明蒸着フィルム IB-FILM®」をラミネートしています。この「IB-FILM」は、エレクトロニクス関連やメディカル・ヘルスケア関連等の幅広い事業分野で、数十年の採用実績があります。
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モノマテリアル包材
リサイクルがしやすい単一素材
単一素材（モノマテリアル）で製造することで、リサイクル性を高めたパッケージです。循環型社会の実現に向けて、国内外の市場に展開しています。
多様な機能を持つ素材を加工するコンバーティング技術を活用。これらの技術の掛け合わせによって、酸素や水蒸気のバリア性など、パッケージに必要な機能を付与しています。
メディカル
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ミニ腸
創薬等を支援する人工臓器
直径1.5mmほどの小さなサイズながら、吸収や蠕動（ぜんどう）など、人の腸のような働きをする立体ミニチュア臓器。医薬品の開発用に大きな期待が寄せられているほか、特定保健用食品や機能性表示食品等の吸収効果の評価実験など、活用の可能性が広がっています。
DNPの微細加工技術や精密塗工技術等を掛け合わせた薄膜多層パターニング技術を活かし、細胞を培養してミニ腸を形成していくためのパターン基材を開発しました。
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提供：大阪大学工学研究科 紀ノ岡研究室 マイクロキャリア
細胞の立体的な培養で生産効率をアップ
培養液の中で“足場剤”として表面に細胞を接着させ、3 次元的に細胞を培養する微小粒子がマイクロキャリアです。シャーレ等を使う従来の 2 次元的な培養よりも省スペース化で大量に培養できるため、作業効率向上とコスト削減を実現します。
DNPとHyperion Drug Discovery社が開発したマイクロキャリアは、ヒトへの安全性が高い原料から作製し、細胞培養で使用する試薬で溶けることを特徴としています。
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印刷プロセスから発展したDNPのコア技術
印刷プロセスから生まれたDNP独自の技術に最新の技術を加え、それぞれを高度化して掛け合わせることでDNPの基盤技術を発展させています。
