スマートフェンシングⓇ/ SMART FENCING

開発のきっかけ・使用シーン・活動実績

ユーザーフレンドリーな製品仕様、スポーツ科学と教育に基づいたコンテンツ設計、社会課題の変化に合わせたサービスを展開していき、普段スポーツを行わない、苦手と感じている方がデジタルを通じて「楽しい・面白い・やってみたい」と感じる体験価値を提供していきます。スポーツのネガティブな要素もポジティブに変換しながら、誰もが当たり前にスポーツに触れられる社会を創ります。そして選手にさらにスポットを当ててもらい、引退した選手のセカンドキャリアなどのサポートも行っていきます。

※スマートフェンシングはDNP大日本印刷の登録商標です。

開発のきっかけ

スマートフェンシング対戦中の写真

スポーツ競技のフェンシングは、近年のオリンピック競技大会での日本人選手のメダル獲得等を通して、国内での認知度や人気が飛躍的に向上しており、国内の競技人口は6,827人います。※2024年3月時点
一方、扱いに危険がともなう剣や防具等の特殊な装備、採点用の機器が必要になるため、学校・スポーツ施設・企業・地域等で生活者がフェンシングを体験する機会はほとんどありません。

こうした課題に対してDNPは、年齢や競技経験などに関わりなく、誰でも気軽に、安全にフェンシングが楽しめる「スマートフェンシング」を2018年に開発しました。そして2023年に公式競技化をするために「スマートフェンシング協会」を立ち上げ、法人と団体様向けに「ツール販売」を開始しました。

静岡県沼津市、福島県川俣町との官民連携による共同開発

沼津市のマーク

スマートフェンシングを競技体験だけでなく学校教育やヘルスケア、公式大会などさまざまな用途に展開できるよう沼津市とDNPでパッケージの共同開発を行っております。
2019年に沼津市が日本フェンシング協会と全国初の包括連携協定を締結したことをきっかけにスマートフェンシングを採用いただき、沼津市の職員により独自に展開しています。現在はさらに沼津市内に拡大をすべくツールの使用方法とイベントの運営方法に関する講習会を定期的に開催しております。

川俣町のマーク

安全なツールの開発だけでなく、ツールの製造、品質管理を川俣町と連携し実施しています。
破損した剣芯を川俣町にて修理、再利用できる環境に配慮した設計となっています。

新たな開発

フェンシングのピクト

より便利に楽しく、多くの人に体験してもらうための開発を実施していきます。
・ツールのアップデート
・アプリのアップデート
・新種目の開発
・パッケージの開発

使用シーン

競技普及だけでなく企業プロモーションや地域創生、健康促進、競技育成などさまざまな用途に展開

スマートフェンシング競技体験の写真

少スペース、少人数スタッフ、短時間で多くの人が体験いただけます。
用途:スポーツイベント、大会の観客向け、社内運動会など企業や選手のプロモーション、インナーブランディングなど

スマートフェンシング体験教室の写真

フェンシング選手が講師となり、構えや動作、用語など基礎から学んでいただきます。
用途:スポーツイベント、企業や選手のPR、インナーブランディングなど

スマートフェンシングのフェンシングクラブ、部活導入の写真

初心者や幼児クラス向けの導入機材、競技勧誘として安全に活用されます。

スマートフェンシング公式大会の写真

フェンシング競技規則にのっとり、スマートフェンシング競技規則を新たに作成。
個人戦、団体戦、チーム戦、シッティング等
※第77回国民体育大会・第22回全国障がい者スポーツ大会のデモンストレーション競技として大会を実施しました。

スマートフェンシングの学校授業の写真

体育授業やアスリート学校訪問事業で活用されます。
各学校でなく、自治体がツールを所有し、地域の学校に展開もしております。

スマートフェンシングイベントの写真

ヘルスケア、リハビリテーションを目的としたプログラムを実施します。
体験者に合わせて立ち/シッティングを実施します。

タレント発掘事業の写真

フェンシングに向いているかは競技を体験させるのが一番早いです。
基礎的な体力測定の後、スマートフェンシングで体験者のセンスを測定ください。

活動実績

過去のイベント実績

未来のあたりまえをつくる。®