DNP NFCタグ認証プラットフォーム

昨今、非接触へのニーズが高まる中、非接触を実現する技術の1つとしてNFCが注目されています。
NFCは、Androidに加えて、iPhoneでも2019年にリーダー/ライターモードが開放され、NFCタグへの読み書きが可能になるなど、スマートフォンを持つより多くの生活者が幅広いNFCサービスを利用できる環境が整いはじめています。
また、デジタル決済サービスの不正利用などでセキュリティ性が求められている中、QRコードより不正利用されにくい、よりセキュリティ性の高いインターフェースとして、NFCのニーズが高まっています。
DNPでは、これまで「タッチ」で実現できなかったあらゆるサービスを、NFCタグを活用することによって、非接触かつセキュアに実現するプラットフォームを提供します。

DNP NFCタグ認証プラットフォームでは、事業者さまのアプリやWebページに対し、サービスの認証を非接触かつセキュアに実現する仕組みを提供します。
NFCタグとDNPのNFCタグ認証サーバー間で認証鍵を使って、正しいNFCタグがかざされているか、サービスを受けるべき場所でかざされているかの検証を行います。また、NFCタグIDごとにリダイレクト先のコンテンツをコントロールすることが可能になります。

NFCタグ認証サーバー
・認証＋真贋判定機能：NFCタグの偽造防止、サービスを受けるべき場所でかざされているかを判定します。
・リダイレクトコントロール機能：NFCタグのIDごとに管理画面からリダイレクト先を設定します。

管理画面
・NFCタグの設置場所の管理やリダイレクト先を登録します。

NFCタグ
・事業者さまのサービス内容に合わせて最適なNFCタグを提案します。

1．あらゆるタッチポイントを非接触でスマートに
これまでタッチで実現できなかったサービスを非接触で実現し、UXを高めることができます。

2．高セキュリティ
NFCタグと認証サーバー間で認証コードの正当性やカウンター同期により、NFCタグの偽造を防止し、サービスを受けるべき場所でかざされているか判定することができます。

決済用途や情報配信、スタンプラリーなど、生活のさまざまな場面におけるあらゆるサービスにご活用いただけます。

NFCタグをタッチするだけで、シーンに応じたサービスをセキュアかつシームレスに実現できます。
「いつ」「どのNFCタグにタッチしたか」を取得でき、生活者の行動データとしてマーケティングにも活用できます。

NFCとは・・・
「Near Field Communication」の略称で、かざすだけで通信ができる技術です。
電子マネーの支払いやSuicaなどの交通系ICにも使われている技術もNFCの一つです。

NFCのメリット
NFCは、QRコードに比べてセキュリティ性が高く、操作性に優れています。

NFCの3つのモード
1．カードエミュレーションモード：非接触ICカードと同様に使えるモード
2．リーダー／ライターモード：NFCカード／タグの読み取りや書き込みができるモード
3．P2Pモード：NFCデバイス同士で通信できるモード

NFCタグとは・・・
近距離無線通信規格“NFC”を用いた、薄い小型の紙やシール形状のもので、店舗や施設に貼付、配置して利用します。
NFCタグにURL/URIやテキスト情報を書き込むことができ、ユーザはスマートフォンをNFCタグにタッチするだけでアプリの起動やWebページを表示することができます。