テレワークや在宅コンタクトセンターのセキュリティ対策にも最適、
動画形式のPC操作ログ管理&不正抑止

iDoperation SC(アイディーオペレーション・セキュリティカメラ)

モニター画面を録画することで、WebメールやUSB デバイスを使った情報持ち出しなど、テキストログだけでは記録ができなかった操作も漏れなく記録します。操作の完全な記録を残すことで、利便性を落とさず不正を抑止します。※iDoperation SCは、NTTテクノクロス株式会社の開発製品です。



製品概要

外部からの攻撃に備えて十分なセキュリティ対策を施したとしても、従業員の不正行為や誤操作による情報漏洩への備えとしては十分ではありません。

iDoperation SC は、PCやサーバーの画面操作を、動画でまるごと記録する製品です。録画していることを画面に表示することで、不正の抑止効果も期待できます。

最近では、急速に利用が拡がる テレワーク 在宅コンタクトセンター におけるセキュリティ対策製品としても、注目を集めています。

iDoperation SC ご紹介動画(1分間):






操作ログ管理ツールには「テキスト形式」と「動画形式」の2つのタイプが存在します。

従来の「テキスト形式」による操作ログ管理ツールは、取得したログを活用するためには管理者に専門スキルが求められます。また、『アプリ上での文字入力など詳細な操作が記録できない』、『ログが残らない操作があり、ログの取得漏れが生じる』、『ログの追跡調査に時間がかかる』 といった課題があります。

「動画形式」による操作ログ管理ツールは、従来の「テキスト形式」による操作ログ管理の課題をすべて解決します。

テキスト形式による操作ログ取得ツールの操作ログ確認イメージ

動画形式による操作ログ取得ツールの操作ログ確認イメージ

iDoperation SC は、NTTテクノクロス株式会社が開発した「動画形式」の操作ログ管理ツールです。
導入のしやすさ、低コスト、使いやすさなどが評価され、多くの企業に採用されています。



主な特長


使いやすい

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・PC操作の記録・保管を簡単に始められます。

・記録動画の検索や再生に専門知識は一切不要です。


高画質・低容量

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・高度な画像圧縮技術を採用しているため小さな動画サイズでも高画質な録画が可能、通常のPC操作を記録する場合、標準画質~最低画質で十分に画面操作内容を確認することができます。

・録画によるパソコンへの負荷が小さくてすみます。


豊富な外部連携

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・さまざまなログ管理製品と連携できます。

・操作ログ管理の課題を動画ログで補完できます。



主な機能



すべての操作を動画で録画

iDoperation SC は、PC やサーバーのデスクトップ内に設置する “防犯カメラ” です。

テキスト形式のログだけでは追跡が困難なユーザーの操作を、動画で保管しておくことで、有事の際も簡単に追跡できます。キー入力、プロセス起動、ウィンドウタイトル、USB抜き差しといった操作ログも合わせて取得するため、操作の点検が容易に行えます。

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特定のアプリケーション起動時のみ録画、特定のユーザー操作を録画、録画タイミングの設定など、目的に応じて活用いただけます。

・トリガー録画:
特定のアプリケーションが起動している場合にのみ、画面操作の録画を行うことができます。トリガー録画を利用しない場合は、ログオンからログオフまで全ての画面操作を録画します。

・指定ユーザー録画:
特定のユーザーがログオンした場合にのみ、画面操作の録画と操作ログの記録を行うことができます。

・録画のオン/オフ:
録画のオン/オフを他サーバーから設定できます。これにより、普段は録画状態をオフにしておいて、任意のタイミングでオンに切り替えることができます。


PC画面の撮影を抑止

PCの画面に透かし文字を表示します。これにより、スマートフォンのカメラ等を使ったPC画面の撮影を抑止する効果があります。

また、透かし文字にPC固有(透かし文字には、ログオン日時、ユーザー名、ホスト名など)の情報を表示するため、撮影された画面情報が流出した際には、流出元の端末の特定が可能です。

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透かし文字が表示された画面の例 ※透かし文字のサイズ・色・表示パターンは設定画面で変更可能


覗き込みを抑止

PC内蔵のカメラを使って操作者を撮影します。PCの操作者が画面に表示され、その画面が録画されるため、誰が操作していたかを明確に記録することができます。

また、操作者が記録されることで、第三者による覗き込みを抑止する効果があります。

自撮りの画面が業務やPC操作の妨げにならないよう、表示位置を移動することができます。

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PC操作者の画像が表示され、その画面が録画される


必要な動画を簡単に検索

記録した画面操作は、ブラウザから簡単に検索できます。日付やユーザー名、PC 名などで検索でき、結果を一覧で表示します。

画面操作の動画は、1時間単位で管理され、時間帯ごとの記録の有無と、ユーザー操作の有無が色分けされて表示されるため、ユーザー操作が行われた時間が簡単にわかります。

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ユーザー操作が行われた時間が色づけされているため分かりやすい
確認したい時間帯をクリックすると動画が再生される


ユーザー操作を効率的に再生

検索結果から確認したい時間帯をクリックすると、動画の再生が行われます。
ユーザーの操作がない時間帯をスキップし、ユーザーの操作を追いかけて再生することができます。

動画を再生しながら操作ログを確認できるため、効率的な確認が行えます。

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動画を再生しながら操作ログを確認できる


点検したい操作の絞り込み

iDoperation SC は動画による画面操作記録に加え、ユーザー操作をテキスト形式のログでも記録します。

点検したいユーザー操作(キー入力、プロセス起動、ウィンドウタイトル、USB 抜き差し)を検索キーワードとして、操作ログの絞り込みが可能です。

検索キーワードがハイライト表示されるため、点検したい操作を容易に追跡できます。

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検索キーワードがハイライト表示されるため、点検したい操作の追跡が容易
再生ボタンをクリックすると該当する操作から再生を開始


該当操作の録画を頭出し再生

検索した操作ログから再生ボタンをクリックすると、該当する操作から動画の再生が行われます。点検したい操作をそのまま再現できるため、点検にかかる時間を大幅に削減できます。

ユーザー操作の追いかけ再生や早送り再生、コマ送り再生にも対応します。

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検索した操作ログから、点検したい操作をすぐに再現できる


ユーザー操作の検知と通知

事前に設定したユーザー操作を検知し、メールで通知が行えます。

通知メールには、該当する操作の動画URL が表示され、URLをクリックすることで簡単に画面操作を確認することができます。これにより、関係者の間で操作内容の共有が容易に行えます。

ユーザー操作を検知し、メールで通知

「USBデバイスの挿入」を検知するように事前に設定した例


他のログ記録製品との連携

他のログ記録製品が記録したテキスト形式のログを iDoperation SC に取り込むことで、iDoperation SC の検索画面から、他のログ記録製品の操作ログを検索できます。

検索された操作ログから、該当する画面操作の頭出し再生が行えます。

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他のログ記録製品との連携 システム構成例


※DNPが提供する「CWAT(シーワット)」も、iDoperation SC と連携しています。
CWATは、PC操作のあらゆるログを取得する情報漏洩対策システムで、金融業界をはじめ、多くの企業・組織に導入いただいています。CWATの概要・機能など、詳しくは「CWATご紹介ページ」をご参照ください。



活用事例

ケース1: 退職予定者やテレワーカーなど、一般ユーザーを管理する

解決できる課題

  • 一般ユーザーのPCに録画Agentを導入することで、従業員のPC操作を記録し、PCからのデータ持ち出しを抑止します。
  • 退職予定者による機密情報の持ち出しリスクを減らしたい場合、退職が決まったタイミング以降の操作を記録することができます。
  • 他のログ記録製品と連携することで、効率的に点検することができるようになります。

<製品タイプ> エンタープライズ版
<使用する録画エージェント> PC Agent

退職予定者やテレワーカーなど一般ユーザーを管理 活用イメージ


ケース2: 在宅コンタクトセンターのセキュリティを強化する

解決できる課題

  • 在宅コンタクトセンターのPCに録画Agentを導入することで、在宅コンタクトセンターのPCのセキュリティを強化できます。
  • PCに透かし文字を表示することでPC画面のカメラ撮影を抑止したり、PC内蔵のカメラでPCの操作者を記録し第三者による覗き込みを抑止できるようになります。
  • 他のログ記録製品と連携することで、効率的に点検することができるようになります。

<製品タイプ> エンタープライズ版
<使用する録画エージェント> PC Agent

在宅コンタクトセンターのセキュリティを強化 活用イメージ


ケース3: 特権ユーザーを監視する

解決できる課題

  • 特権ユーザーのPC、または業務サーバーに録画エージェントを導入することで、特権ユーザーによる操作を記録し、監視できるようになります。
  • 有事の際も画面操作をそのまま再現できるため、状況把握が簡単に行えます。
  • 特権ID管理ツール「iDoperation」と連携し、特権IDの管理や貸出、点検が効率的にできるようになります。

<製品タイプ> エンタープライズ版
<使用する録画エージェント> PC Agent、または Server Agent

特権ユーザー監視 活用イメージ


ケース4: システム保守ベンダーを監視する

解決できる課題

  • ゲートウェイサーバーに録画エージェントを導入することで、システム保守ベンダーによる操作を記録し、監視できるようになります。
  • 不正の抑止はもちろん、有事の際の状況把握と追跡が行えます。
  • 特権ID管理ツール「iDoperation」と連携することで、特権IDの管理や貸出、点検が効率的にできるようになります。

<製品タイプ> エンタープライズ版
<使用する録画エージェント> RDS Agent + Session Recording

システム保守ベンターを監視 活用イメージ



価格について

「製品タイプ」や「録画エージェント」、「ライセンスの期間と種類」に応じたライセンスが必要となります。詳しくはお問合わせください。



その他

  • iDoperation SCは、NTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
  • その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 製品の仕様は予告なしに変更することがあります。
  • 記載内容は2021年8月現在のものです。

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