「核心/革新に美」の眼差しで、未来のモビリティのサーフェスデザインを見つめる
自動車メーカーが描く未来のクルマ作りのコンセプトに即した、サーフェスデザインを提供するために。
-DNPのモビリティ向け内装・外装加飾のデザインには、“FUTURE-SPECT”(フューチャースペクト)というデザインソリューションがバックグラウンドにあります。
“FUTURE-SPECT”とは、「Social Issues(社会課題)」「Arts(芸術)」「Ideology(思想)」「Technology(技術)」の要素について、DNPが整理し、近未来のデザインコンセプトをまとめ、複数のサーフェスシナリオを基につくりあげ、自動車メーカーのデザイン部門と共創していく独自のソリューションです。
「核心/革新に美」というデザインビジョンを掲げて活動する、DNPのモビリティ領域のデザインフィロソフィーと“FUTURE-SPECT”についてご紹介します。
DNPモビリティ事業部デザイン活動紹介動画(2分33秒)
時代に合った価値を、モビリティ領域へ
DNPは、強みである「P&I(印刷&情報)」を掛け合わせたサービスやプロダクトを通じ、社会インフラから身の回りの生活空間まで、くらしを快適に・美しくするためのデザインに取り組んできました。
1975年からは自動車向けの内装加飾フィルム事業をスタート。さまざまな素材の知識を持ったデザイナーが自らトレンド分析を行い、デザインの元となる素材の買い付けから加工・撮影・レイアウト・印刷までトータルで引き受け、製品を彩る素材として、時代に合った価値を、モビリティ領域に提供し続けています。
モビリティ変革期に求められるサーフェスデザインの重要性
今、モビリティ業界は大きな変革期を迎えています。クルマにおいてはEV化や自動運転化が進み、新しいモビリティデザインにおいて新しい価値を求められる中で、内外装が担う役割は大きくなってきています。
例えば、人々の手や目に触れるサーフェス(表面)は「CMF:色(Color)、素材(Material)、仕上げ(Finish)」によって構成されますが、これらの要素は触覚や視覚を通じて、人の感性に直接訴えかけるため、クルマの中における体験を大きく左右する要素と言えます。
DNPのデザインソリューション"FUTUREーSPECT"
DNPはこのサーフェスデザインという重要な要素に対して、“FUTURE-SPECT”(フューチャースペクト)というデザインソリューションを提供しています。
DNPのモビリティ専任デザイナー・ディレクターを抱えるMobility Innovative Design (MID)チームが、「Social Issues(社会課題)」「Arts(芸術)」「Ideology(思想)」「Technology(技術)」の要素について、長年養ってきたトレンドや素材を見極める“目”を通して見極め、整理する。そして近未来に起こりうる変化の兆しを捉え、デザインコンセプトに落としこみ、それに基づいた複数のサーフェスデザイン案をお客様に提案するものです。
人が思い描く「よいもの=美」はその時代の価値観で少しずつ変わっていきます。私たちは、「人がよいものを追い求める気持ち」=「核心」に、「革新」をもって応えていきたいと考えています。自動車メーカーが描く未来のクルマ作りに対して、ふさわしいコンセプトを提案し、モビリティのサーフェスデザインに新しい価値をもたらすパートナーとなるべく、DNPは未来の兆しのリサーチを今日も重ねています。
サーフェスデザインに関してのご相談は、いつでもお気軽にお問合せください。
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FUTURE-SPECTの活動紹介がDNP PLAZAのページに掲載されました。 |
DNPのモビリティデザインの考え方についてご紹介します。 |
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