DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)の導入までの流れを解説(自治体様編)
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)(以下、VD-3)は、2023年12月1日に施行のアルコール検知器を使用するアルコールチェックの義務化に対応しています。運転免許証(以下、免許証)の確認や記録作成の機能で安全運転管理の負担を軽減できます。 本ページでは、自治体様向けにVD-3の導入までの流れを解説しています。
※2023年8月時点の情報です。
VD-3導入までの流れ
自治体様向けのVD-3の導入までの流れは下記となります。
- ①デモの予約(運用状況を確認させていただきます)
- ②見積提示(販売店経由で行います)
- ③必要書類の記入※オプション品購入の場合/納品の日程調整
- ④発送
- ⑤設置前に自治体様で準備いただくものの確認
- ⑥納品
- ⑦マニュアルを見ながら自治体様にて設置/利用開始(お電話でのフォローも可能です)
① デモ予約
VD-3にご興味のある方はお問合わせフォームより、まずはデモ予約を行ってください。
営業担当からVD-3の運用イメージや使用方法等、説明いたします。
(お問合わせボタンをクリック→お問合わせ対象で「その他」を選択→「お問合わせ内容」欄にデモ予約の旨をご記載ください。)
また、想定している運用に合わせて、VD-3のオプション(アルコール検知器/鍵ボックス)の有無をご確認ください。お問合わせフォームよりお問合わせいただければ、当社担当が自治体様の運用に合った組み合わせをご提案いたします。
VD-3のオプション品
VD-3は、自治体様の運用に合わせてオプション品をご用意しています。
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●グローリー製鍵ボックス(IB-3000)※1
引き出し数は、30ボックス(標準ボックス:27、大型ボックス:3)となります。
※1 当社専用にカスタマイズされた鍵ボックスになります。
●アルコール検知器(タニタ社製FC-1200)※2
※2 その他にも連携できるアルコール検知器がございますので、アルコール検知器をお持ちの方は機種についてお問合せください。
② 見積提示
VD-3の見積はこちらもお問合わせフォームからお問合わせいただき、当社、または販売店からご連絡をさせていただきます。見積をご依頼される際は、台数、オプション品の有無、保守年数等の条件をお伝えください。
アルコール検知器のメンテナンスのタイミングについて
VD-3とデータ連携が可能なアルコール検知器(タニタ社製)は、以下のタイミングでメンテナンスを実施いただく必要があります。
●センサー使用から1年経過
●20,000回の計測(センサー使用時間、累計約55時間以上)
使用期間もしくは使用回数のどちらかが早く達したタイミングで定期メンテナンスを実施してください。
※アルコール検知器のメンテナンスは、メーカーとの契約になります。
アルコール検知器の年間使用回数の計算例
【計算方法】
ドライバー人数 × 2回(乗車前後) × ひと月あたりの稼働日 × 12カ月
→20,000回を超えていないかどうかご確認ください。
(例)以下のような運用の場合、年1回の交換で継続的に使用いただけます。
ドライバー40人で、月20日稼働の場合
40人 × 2回/日 × 20稼働日 × 12カ月 = 19,200回
→年間使用回数が20,000回以内のため、年1回のペースで運用いただけます。
1年以内に20,000回使用を超える場合は、そのタイミングでメーカーへメンテナンスをご依頼ください。
③ 必要書類の記入※オプション品購入の場合/納品の日程調整
タニタ社製アルコール検知器(FC-1200)をご購入予定の自治体様は、お客様登録用紙に必要事項を記入いただき、当社または販売店へご提出ください。
必要書類が届きましたら、納品日を調整します。
※納期は基本4カ月になりますが、正確なお日にちにつきましてはお問合わせください。
④ 発送
必要書類の確認ができ次第、送付先へ製品を発送いたします。
⑤ 設置前に自治体様で準備していただくものの確認
VD-3はPCが必要です。下記の「推奨動作環境」をご確認の上ご準備ください。
インストールディスクを使用してVD-3のアプリケーションをインストールいただきます。ご準備予定のPCにCD/DVD/Blu-rayドライブがない場合は、外付けDVDドライブをご準備ください。
お客様のご利用環境によってUSBハブやスイッチングハブ(LANハブ)などが別途必要となることがございますのでご準備ください。
VD-3のみをご利用の場合
- 設置場所の確保
スムーズに作業するためにも、納品前に設置場所の選定と確保をお願いします - PCにインカメラが付いているか確認
アルコールチェック時の写真撮影に使用します
インカメラがないようであれば、Webカメラをご用意ください - USBポートの確保
USBポートを最低3口使用します
PCのUSBポートに余裕がない場合、USBハブ(給電タイプ)をご用意ください
(IDドキュメントリーダー(スキャナ/ICリーダー):2ポート/アルコール検知器:1ポート)
※マウスなど使用することも考え、USBハブのご用意を推奨しています - 電源の確保
電源を最低3口使用します電源タップなどのご用意をお願いいたします
(PC本体:1口/IDドキュメントリーダー:1口/USBハブの給電:1口)
グローリー製鍵ボックス(IB-3000)のオプションをご利用の場合はプラスアルファ下記のご準備が必要です
- 設置場所の確保
グローリー製鍵ボックス(IB-3000)が約30kgあるため、常設して問題がないかご留意ください - USBポートが追加でもう1口必要です(=最低4口)
(グローリー製鍵ボックス(IB-3000):1ポート ※LAN/USB変換アダプタを使用して接続する場合) - 電源の確保が追加でもう1口必要です(=最低4口)
(グローリー製鍵ボックス(IB-3000):1口) - IPアドレスの払い出し
グローリー製鍵ボックス(IB-3000)に割り振るためのアドレスを事前に払い出しください - LANケーブルのご用意
グローリー製鍵ボックス(IB-3000)とPCの接続に使用します - LAN/USB変換アダプタのご用意
PCにLANポートがあれば不要です
ただし、別件(社内ネットワーク接続など)で使用していてLANポートが空いてない場合はご用意ください
推奨動作環境(VD-3のPC本体)
OS | Windows 10 1803 (32bit/64bit) Windows 8.1(32bit/64bit) |
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CPU | Intel® Core i5プロセッサ2.4GHz以上相当 |
メモリー(RAM) | 8GB 以上 |
必要HDD容量 | 10GB以上の空きが必要 |
ディスプレイ(画面解像度) | 1024×768 pixel |
.NET Framework | 4.5以上 |
推奨動作環境(グローリー製鍵ボックス(IB-3000))
ボックス数 | 30ボックス(標準27、大型3) |
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表示 | 4.3インチ液晶カラータッチパネル |
ボックス内寸 | 90(W)×200(D)×標準26・大型50(H)mm |
収納許容質量 | 400gまで |
外形寸法 | 445(W)×310(D)×442(H)mm |
質量 | 約28kg |
使用電源 | AC100V±10V 50/60Hz |
消費電力 | 待機時3.4W 定格(最大)12.1W |
【Windows 11 21H2 (64bit)】 本システムにおいてはWindows11環境にて動作することを確認しています(一部デバイスを除く)。
※運転免許証のICを用いた認証機能付き鍵ボックス(IB-3000)は当社仕様の製品となります。
⑥ 納品
製品が納品されます。
⑦ マニュアルを見ながら自治体様にて設置/利用開始
マニュアルをご用意しておりますので、お客様にて設定・設置を実施いただきます。
下記「DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)導入後のサポートはこちら」ボタンからVD-3のサポートページにアクセスいただき、下部「取扱説明書などのドキュメント」より事前にダウンロードが可能です。
※グローリー製鍵ボックス(IB-3000)もあわせてご利用の方は、別途提供する手順書をご参照ください。
製品の企画・販売元
本製品に関するお問合わせは、本コラム下部の「この製品のお問合わせ」ボタンをクリックし、必要フォームを入力の上ご連絡ください。
※内容について、予告なく変更することがあります。
このコラムで紹介した製品・サービス
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アルコールチェック義務化に対応し免許証チェック/記録作成を効率よくサポート
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)(以下、VD-3)は、2023年12月1日に施行のアルコール検知器を用いたアルコールチェック義務化に対応しています。運転免許証(以下、免許証)の確認や記録作成の機能で安全運転管理の負担を軽減できます。運転者がアルコール/免許証チェックをしないと車両の鍵を取り出せない仕組みなのでチェック漏れを防止でき厳格なチェックを徹底します。 -
アルコールチェック義務化に対応し直行直帰など出先での免許証チェック/体温チェックに最適
提供終了:DNP安全運転管理アプリケーション mamoru
DNP安全運転管理アプリケーション mamoruは、2023年12月1日に施行されるアルコール検知器を用いたアルコールチェックの義務化に対応しています。 スマートフォン/タブレットとアルコール検知器「My Handy」があれば、いつでも、どこでもアルコールチェックができます。 アルコールチェック以外にも運転免許証チェックや体温計測の機能があり、より安全・安心な運転を管理できます。