異種材料を接着する
BONDING DIFFERENT KINDS OF MATERIALS
熱や化学反応により溶融・硬化するフィルムの特性を活かし、2つの素材を接着することができます。 DNPは、リチウムイオン電池用部材のほか、モビリティ製品などでの利用・研究に取り組んでいます。
接着・粘着フィルム製品・サービス一覧
初期粘着力があるため、両面テープのように仮固定でき、加熱すると、ネジ止め並みに強固に接着できます。液状接着剤の配合やネジ止めなどが不要になり、工程の簡素化が可能です。
技術紹介
食品パッケージや住宅内装材など幅広い分野で活用される<高分子材料>技術
高分子材料とは、金属やセラミックと並ぶ工業製品の3大材料のひとつで、プラスチックやゴムなど分子密度が高いもののこと。加熱すると加工が容易になり、軽く、衝撃に強いという特性があります。DNPは独自のノウハウで、基材用フィルムや光学機能樹脂など用途別に各種高分子材料を開発しています。
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機能の効果を高めるため、材料レベルから最適化を図る<分散/配合>技術
機能性材料を適切に配合してインキ化する技術です。材料性能を決める重要な技術のひとつで、パフォーマンスを発揮する配合を設計し、ムラなく均一に分散させることで安定した品質を確保します。
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その他関連ページ
フィルムの表面に刻み込む微細なパターンや光学特性を有する材料のコーティング、材料自体の光学特性などを光学設計にもとづいて最適化することで、光の透過・反射・拡散などの効果を付与できます。 |
ガスバリア性、熱成形性、非吸着性などの特性をもつフィルム材料を貼り合わせて内容物を保護することができます。 |
インキをコーティングしたフィルムに熱や光を加えることで、硬化・耐候・防汚といった、表面の耐性を高める機能を付与できます。加えて、曲げる・折るといった加工の自由度が高い点も特徴です。 |
フィルムの表面加工は、機能付与だけでなく、色彩や意匠を施す効果があります。また、製品の部品点数の削減、製造工程の簡略化といったメリットも生まれます。 |
加工が容易で電気を通さない樹脂フィルムは、内部に微細な電極を配置することで、さまざまな電子部品に活用されています。 |