表面を強くする
REINFORCING THE SURFACE
インキをコーティングしたフィルムに熱や光を加えることで、硬化・耐候・防汚といった、表面の耐性を高める機能を付与できます。 加えて、曲げる・折るといった加工の自由度が高い点も特徴です。 DNPは、住宅の内外装材や、モビリティ用樹脂素材の強化などへの利用・研究に取り組んでいます。
製品・サービス一覧
技術紹介
電子線の照射で対象物を瞬時に高機能化する<EB硬化>技術
電子線を照射することで、樹脂や塗膜を瞬時に高機能化する技術です。使用する樹脂の種類や照射条件によって、硬化・耐候・防汚などさまざまな機能を引き出すことができます。生産工程での省エネルギー化やCO2削減、無溶剤塗工を実現するなど、環境・健康配慮にも貢献する技術です。
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任意の機能を別の基材を介して付与する<転写>技術
インキなどの材料を直接塗布するのではなく、別の基材に塗布したものをプラスチックやガラス、金属などに押しつけ、熱プレスなどにより文字や絵柄を貼り付ける技術です。直接印刷では難しい凹凸のある対象物にも、美しい装飾を追加できるのが特徴です。車の内装部材や容器などに意匠を付与する加飾フィルムなど、幅広い分野で活用されています。
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その他関連ページ
フィルムの表面に刻み込む微細なパターンや光学特性を有する材料のコーティング、材料自体の光学特性などを光学設計にもとづいて最適化することで、光の透過・反射・拡散などの効果を付与できます。 |
ガスバリア性、熱成形性、非吸着性などの特性をもつフィルム材料を貼り合わせて内容物を保護することができます。 |
フィルムの表面加工は、機能付与だけでなく、色彩や意匠を施す効果があります。また、製品の部品点数の削減、製造工程の簡略化といったメリットも生まれます。 |
熱や化学反応により溶融・硬化するフィルムの特性を活かし、2つの素材を接着することができます。 |
加工が容易で電気を通さない樹脂フィルムは、内部に微細な電極を配置することで、さまざまな電子部品に活用されています。 |