工場の「魅せる化」でブランディング拠点へ
ファクトリーツアー®
企業がダイレクトに顧客接点を持つことのできる手法として注目されています。 モノづくりのこだわり、ブランドの世界観、生産するヒトを知ってもらうことで、企業や商品へのロイヤリティが高まることも期待できます。 多様なステークホルダーに対して、工場を「魅せる化」することで、商談といった営業活動にも役立つだけでなく、社会・地域との関係を向上させるブランディングに貢献します。
サービス概要動画(1分00秒)
ファクトリーツアーを構築するメリット
ファクトリーツアーは、企業とステークホルダー双方にメリットのあるブランディング施策です。
サスティナビリティへの関心が高まる中、生産拠点を魅せる化することは、企業の信頼性を高めステークホルダーとのエンゲージメント強化につながります。
近年では地域に根差す企業の在り方として、学校教育としての学びの場、観光資源として地域ブランディングへの参画、エンターテインメントの提供など、生産拠点にもさまざまな役割が求められています。
工場にとっても、お客様を受け入れる準備そのものが、自社のモノづくりにおける価値の再評価につながり、従業員の士気が向上するなど、インナーブランディングの効果も期待できます。
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DNPが提供するファクトリーツアーの特徴
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1.カスタマージャーニーによる顧客体験設計
DNPは、展示ストーリーの設計プロセスに重きを置き、お客さまの商品の優位性・製造工程のポイントになる情報を徹底的に掘り下げます。そのうえで、ターゲットに定めた顧客のカスタマーエクスペリエンスを具体的に描き、ファクトリーツアーの目的や位置づけを共有するためのカスタマージャーニーを作成して進行していきます。
これにより一貫した展示設計につながり、お客さまにとっても満足いただける施設づくりを目指しています。 -
2.センシングやプロジェクションなどのインタラクティブ演出
アナログな演出だけでなく、デジタル技術・センシング技術を組み合わせた空間演出の企画開発を得意としております。モノづくりの臨場感を伝え、来場者の記憶に残る空間演出をご提案します。 -
3.リアルとオンラインのハイブリッドなツアー設計
DNPでは既存空間の3D化、VRやバーチャル接客などの技術とノウハウを活かし、リアルとオンラインのハイブリッドなファクトリーツアー開発にも積極的に取り組んでいます。
物理的な制約のあるリアルツアーでは伝えきれていない魅力ある情報をオンラインで発信するバーチャルファクトリーツアーも活用し、ブランディング効果の向上を目指します。
課題背景
「当社のモノづくりの工程をご覧いただくことで技術や開発力を理解してもらいたい」
「モノづくりの楽しさを伝えることで地域に貢献したい」
「工場を支える社員の想いや姿勢を伝えたい」
「遠隔地の人たちにも工場の取組みを伝えたい」
といった、メーカーをはじめとした企業の課題にお応えしています。
解決方法
DNPでは、展示する(モノ)、発信する情報(コト)、使う(ヒト)のカスタマーエクスペリエンスをデザインする空間(ハコ)づくりを展開しています。見学コースの整備にあたり、ストーリー設計/コンセプト開発/展示企画/設計/施工、プロジェクションやセンシングなどのインタラクティブ演出含めた空間コンテンツまで、トータルでサポートしています。また昨今では、オンラインコンテンツも合わせて構築していくなどハイブリッドな工場見学もご提案しております。
事例紹介
サントリー〈天然水のビール工場〉京都
ビール作りの工程を理解してもらうことと、ブランドを体感してもらうことを重視し、グラフィックや映像、照明演出によって体感型の展示空間を開発。見学通路では、醸造家の想いや情熱を具現化するために、音や映像、オペレーションと空間をミックスし、来場者の印象に残る工場見学を構築しました。
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- ※ファクトリーツアーは、大日本印刷株式会社の登録商標です。