LINE上でチャット形式の自動応答による企業のサービスを提供
DNP Chatbot(チャットボット)プラットフォーム
LINE ビジネスコネクトを活用し、生活者からの問合わせに対して企業のLINEアカウントから各種情報を会話形式で生活者に配信する送受信システムです。
概要
企業のLINE公式アカウントのMessaging APIを活用した自動会話プログラム(チャットボット)を用いて、生活者からの問合わせに対して各種情報を会話形式で生活者に配信する送受信システムです。
LINE上で交わされる会話に合わせて、タイミングよく商品情報、広告、画像や動画コンテンツなどの有益な情報を送ることで、生活者の利便性を高めます。
また、メンバーズカードサービスや顧客一人ひとりに合わせてパーソナライズされた最新のプレゼント情報やクーポン情報等を提供することで来店促進をはかり、店頭でのマーケティング強化につなげます。
さらにチャットボットを通じてユーザーから寄せられたコメントやコンテンツの閲覧履歴など、複数のログデータを統計解析して、BI機能により、LINE上のユーザーの行動を可視化します。
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特長
生活者への情報発信・店頭マーケティング強化機能
1. 汎用機能
・メッセージ送受信システム
・形態素解析
・自然言語処理
・辞書
・ログ管理
・LINEビーコン管理
2. 企業向けカスタマイズ
公式LINEアカウントの機能要求に応じ、企業側システムと連携可能。商品情報、顧客情報、他。
3. スタンプラリー機能
顧客は店頭での支払い時に、LINE公式アカウント上でメンバーズカード、スタンプカード、クーポン等を提示することができます。店舗の接客負荷の低減にもつながります。
4. プレゼント/クーポン提供機能
LINE公式アカウント上に、顧客一人ひとりに合わせてパーソナライズされた最新のプレゼント情報やクーポン情報が届きます。顧客はこうしたお得な情報を見逃すことなく利用できるようになり、企業は実店舗への来店促進が期待できます。
LINE上のユーザーの行動を可視化するBI機能
1. 企業の会員管理システムとAPI(Application Programming Interface)で繋げることができ、企業が保有する会員データや実店舗・ECの売上データ等と、LINE上の膨大なユーザーログデータ、さらには天気等のデータを取り込み、オンライン・オフラインを踏まえたユーザーの行動を複合的に分析できます。
2. LINEユーザーの識別子と企業が保有する店舗やECの会員IDを関連づけることにより、会員に対するLINE上での施策の効果を可視化できます。特に[1]新規顧客獲得、[2]上位顧客育成、[3]プロモーションの拡大、といった3つの領域で効果を確認することができます。。
3. 本分析機能はクラウド型で提供し、導入企業は専用ソフト等を入れることなく、Webブラウザで利用することが可能です。
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価格
<基本機能>
・初期費用 : 2,000,000円/年(税抜、初年度のみ) ※1
・月額利用費 : 330,000円~(税抜) ※2
※1 別途、企業別の機能のカスタマイズ費用が必要です。
※2 サービス規模などにより月額費用は変動します。
<BI機能>
・初期費用 : 30万円/年(税抜、初年度のみ) ※3
・月額利用費 : サービス利用費5万円
※3 BI機能単独でのご提供はございません。基本機能をご契約される場合にのみご提供いたします。
企業別に機能のカスタマイズが必要な場合は、別途カスタマイズ費用が必要となります。
導入事例
東日本旅客鉄道株式会社様「JR東日本Chat Bot」
東日本旅客鉄道株式会社様(以下、JR東日本)は、運行状況や列車の位置、天候や駅構内図、コインロッカーの場所などの情報を、これまで専用アプリで提供してきました。従来は、例えば列車の遅延情報などを待ち合わせ中の複数のメンバーで共有したい場合、一人ひとりが個別にWebサイトやアプリで必要な情報を取得し、SNSやメールで情報を送りあうなどの手間がかかっていました。そこでDNPとJR東日本、LINE、ジェイアール東日本企画の4社は検討および開発を行い、「LINE ビジネスコネクト」と「DNP Chatbotプラットフォーム」を使用して、JR東日本が提供する交通情報や駅のコインロッカーの空き(利用)情報を複数人がタイムリーにかつ、手軽に共有できる情報提供サービスを開発しました。
ロクシタンジャポン様「LINE版メンバーズカード」
ロクシタンジャポン様が提供しているLINE公式アカウントでBI機能を先行的にご導入いただき、DNPと共同で、効果・検証を行っています。
本機能を利用することで、LINE版メンバーズカードの新規登録獲得や購入金額に連動する会員ランクアップにどう影響を与えているか、リアルタイムに可視化しています。2018年12月に開始したLINE版メンバーズカードは、実店舗で配布している紙のメンバーズカードと比較し、登録率が倍以上の高い新規会員数を獲得しています。今後は、購入履歴に応じたLINEでのコミュニケーション施策等を実施し、実店舗等への来店促進や顧客体験の向上をはかっていく予定です。
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