スマートグラスを利用した情報表示システム

DNPコンテンツインタラクティブシステム
みどころグラス®

展示物の解説や鑑賞を行う際に、文字や画像、動画などをスマートグラスに表示してガイダンス情報を提示するシステムです。スマートグラスはメガネのようにかけて使用するウェアラブルデバイスで、実際に見ている光景に情報を重ねて表示するのでハンズフフリーで仮想的なイメージなど視覚的に豊かな体験を提供できます。

動画:DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころグラス(01:45)

概要

スマートグラスによるリアルとバーチャルを組み合わせた新しい鑑賞体験やガイダンスを提供します。デジタル化した作品や商品、演出を表示することで、仮想的な展示を行ったり、利用者の位置に応じて必要な情報を提示したりすることができます。

現物× バーチャルの作品展示#1

鑑賞位置に応じた解説情報の提供#2

インタラクティブ体験:作品の展示替え#3

インタラクティブ体験:作品を手元で鑑賞#4

展示室内でのスマートグラス利用イメージ

スマートグラス上での情報表示イメージ

特長

リアル×バーチャルの作品展示

実際の展示物に重ねて情報を表示するなど、従来よりも直観的でわかりやすい解説が行えます。また、その場には存在しない作品・製品を展示、解説、鑑賞するなど、いままでは実現できなかった新しい体験を提供することができます。

鑑賞位置に応じた多様な知的情報の提供

利用者の位置に応じて、伝えたい情報の切り替えを行うことができます。

実物展示を超えるインタラクティブな体験

インタラクティブな操作で、手元で作品を鑑賞できます。
※機種により対応。

基本機能

360°画像の中心にいるような体験が可能です。
画像、動画、テキスト、Webサイト(ブラウザ)などのオブジェクトをAR空間内に配置し詳細解説も可能です。

例)リビングを再現

あらかじめ用意したAR空間・CGオブジェクトを重ね合わせて、見渡すことが可能です。

例)オフィス家具を配置

その他、RGBカメラ搭載機器では画像認識によるコンテンツ呼び出し、現実世界とCGの違和感ない位置合わせ等、様々な表現が可能です。詳細はお問い合わせください。

事例

#5

フランス国立博物館(BnF)の持つ文化財をデジタル化し、新しい鑑賞体験を試みる展示「BnF×DNPミュージアムラボ第2回展 これからの文化体験」を、2021年4月15日~10月29日にDNP五反田ビル1階にて行いました。本展示の中で「みどころグラス」を用い、利用者の動作に応じて作品に疑似的に触れることができる、展示会場内の利用者の位置や視点に応じて最適な解説を表示するといった、デジタル作品ならではのインタラクティブな体験を提供しました。

解説を展示物そのものに重ねたり、周囲にわかりやすく表示したりすることで、利用者が展示物を見るという行為の中で自然な形で情報を提示できます。空間の制約がないので解説パネルが設置しにくい場所でも情報提供が可能です。また、個々の利用者に対してその興味やタイミングに合わせた情報提供が行えます。

  • 「みどころグラス」は、DNP大日本印刷の登録商標です。

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~みる、ふれる、知識が広がる~
デジタル化された作品と多様な MLA の知的情報「みどころ」を組み合わせ、作品に対する興味のきっかけを提供する目的で開発された、インタラクティブ鑑賞システムです。

*#1,2,3,4,5 ⓒDNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliotheque nationale de France.

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