書店法人様向け
書店POSデータBIシステム
DNPが書店法人様からお預かりしたPOSデータ(書籍購買データ)等を集計・可視化し、出版社様等のユーザーに対してBI(ビジネスインテリジェンス)※サービスを展開するための環境を提供するサービスです。
※BI(ビジネスインテリジェンス):企業が持つ多くのデータを集積、分析、加工すること。
サービス導入効果
書店法人様の導入効果
追加補充による売り損じ防止、店舗ごとの優劣をもとにした販促施策の評定、PB商品の選定の売上増といった効果が見込めます。
出版社様
重版判断や出版企画における検討材料が得られるほか、業務効率化の効果が見込めます。
提供機能
本サービスは書店法人様単位で初期費用・月額課金にて契約していただくクラウドサービスです。契約いただく書店法人様向けに、主に以下の3つの機能を提供します。
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①ユーザー管理機能
書店法人様が利用者(出版社様等)からの申込を受けた際などに、書店法人様の中の管理者がユーザーの登録/削除等の管理を行うための機能です。DNPから書店法人様向けに管理者用アカウントを提供し、書店法人様は管理者用アカウントを使って共通書店システムにログインし、ユーザー向けアカウントを管理します。管理により発生した情報は、DNPが保有するデータウェアハウス※(以下、DWH)内に自動連係されます。
※データウェアハウス:さまざまなシステムからデータを集めて整理する、データの「倉庫」。DWHではデータが時系列で保存されるため過去のデータ履歴を確認できると同時に、システムごとのデータを集約して全体のデータとして活用できます。
②データ格納機能
書店法人様が所定のクラウドストレージにデータファイルを格納すると、事前に取り決めたルールに従ってDNP内のDWHにデータを取り込む機能です。ストレージには特定のIPアドレスからしかアクセスを受け付けませんので、事前に送信元となる書店側IPアドレスが必要です。また、アクセスに必要となるアカウントとアクセスキーを事前にご連絡いたします。アクセスキーは年に1回更新されます。
③データ可視化機能
DWHに取り込まれたPOS等のデータを集計し、ユーザーが閲覧できる形で可視化し公開する機能です。ユーザーがデータを閲覧するためには、書店法人様から払い出されたIDとパスワードを使って、サービスにログインする必要があります。ユーザーのIDとパスワードは「①ユーザー管理機能」を用いて書店法人様が管理します。
データ可視化機能
では、以下の9つ(7つから9つへ!)のメニューを提供。
1、売上ベスト
自社と他社の売上上位商品の期間内売上、売上/入荷累計、在庫数等
2、店舗別集計
指定した複数商品の店舗別の、期間内売上、売上/入荷累計、在庫数等
3、商品検索
フリーワードで商品を検索
4、売上比較
指定した複数商品の、売上の推移、売上/入荷の累計、現在庫等
5、初速比較
指定した複数商品の、売上の推移、売上/入荷の累計、現在庫等
※分析可能期間を発売後30日から90日に拡張
6、単品推移
指定した1つの商品の、売上の推移、売上/入荷の累計、現在庫等
7、出版社別ダウンロード
指定した複数商品、または出版社単位で、売上や在庫、入荷等をダウンロード
―新たに追加された機能―
8、客層分析
指定した複数商品の、購買客層(年代/性別)を分析
9、文具・雑貨分析(JAN商品)
書籍/雑誌以外の商品の売上を分析
導入実績
・丸善ジュンク堂書店(POSDATAうれ太)
・文教堂(BIGNET)
・未来屋書店(SYNERGY WITH)