約700万台のテレビ視聴データを活用した広告配信サービス

TVBridge Ads (DSP広告)

TVとスマートフォン・ＰＣ等を連動させるDSP広告
約700万台のテレビ視聴データを用いた独自DSP広告です。
データを拡張することなく実際にテレビ視聴したユーザーへの広告配信が可能です。

販売開始の背景

国内では2020年のテレビのネット接続率が50％を超えるなど、インターネット回線に接続された「コネクテッドテレビ」が急速に普及しています。
また、テレビを視聴しながらスマートフォンなどでSNSを同時に利用する生活者も増加しています。

このように生活者のメディア接触行動が複雑化するなか、テレビ広告とWEB広告を横断した施策とその効果検証に対する広告主の需要が高まっています。
しかし従来はテレビとネットの視聴情報の連動が困難であり、統合的な施策の効果が明確に出せないという課題がありました。

こうした課題に対してDNPは、2019年4月よりパートナー契約をしているSMNと連携し、コネクテッドテレビから取得するテレビ視聴データを活用した広告配信サービス「TVBridge Ads」の販売を開始しました。テレビとWEBを横断した広告配信を実現し、広告配信サービスにおけるオンラインとオフラインの融合（OMO：Online Merges with Offline）を促進します。

TVBridge Ads とは

「TVBridge Ads」は、
約700万台のテレビ視聴データを用いた独自DSP広告です。
データを拡張することなく実際にテレビ視聴したユーザーへの広告配信が可能です。

広告配信対象ユーザーは、TVと同じルーターの「IP Address」に結線しているデバイス（スマートフォン、タブレット、PC）を持つユーザーです。
特定番組やCM指定して、それを視聴したユーザーへターゲティングすることができます。

TVBridge Ads の特徴

●約700万台のテレビ視聴データ

国内大手テレビメーカー4社が保有する約700万台分に及ぶテレビ視聴データの活用が可能で、これをもとにターゲットとする生活者の興味対象に応じた広告を配信します。

大規模なテレビ視聴データを保有することで、従来データの拡張によって広告配信量を担保する必要があるところを、拡張することなく実際にテレビ視聴したユーザーへの広告配信が可能になります。

●テレビからデジタルへ横断した広告配信

テレビ番組／CM視聴データをTVBridge Adsに集約することで、テレビとデジタルデバイスを横断した広告施策を、プランニングから効果検証まで一気通貫で実施することが可能です。

テレビ番組やCMを指定して、視聴/未視聴ユーザーをセグメント化することや、番組カテゴリや特定放送時間帯を指定して広告配信することができます。

●テレビ視聴ユーザーのデジタルメディア広告接触による行動の可視化

Web上ユーザー行動を解析する「VALIS-Cockpit」と組み合わせることで、テレビ視聴ユーザーに広告を配信することによる態度変容の計測や、興味を持ったキーワードなどを可視化します。

特定のテレビ番組やテレビCMを視聴したユーザーが広告接触によってどうWEB上の行動変化が起きたかを明確にし、効果計測を行います。