収蔵にとどまらない、情報資産の有効活用へ

DNPの企業情報アーカイブソリューション

企業のこれまでの歩みが詰まった歴史情報は、企業価値そのものです。どのような資料があるのか整理するだけではなく、一元集約し、更新・蓄積できる管理体制を構築することは、企業のさらなる成長につながります。スマートな管理体制が、重要資料の散逸を防ぎ、レファレンス業務等の作業負荷を軽減します。加えて、歴史資産の活用により、DNAの継承など社内外に向けたブランディングを向上します。

企業の歴史的資料/アーカイブについて、このようなお困りごとはありませんか?

  • レファレンス業務に課題がある
  • 資料の保管・管理体制が構築できていない
  • 歴史情報を理解している社員の世代交代が間近である
  • 企業文化の継承に不安がある、パーパスの浸透が不足している
  • 企業資料館の収蔵品管理・活用が足りていない
  • 周年を控えている

上記の課題解決に向けて、お勧めのソリューションです。

企業アーカイブを構築すると、どう変わる?

収蔵品目、作成年代、所在地などの情報を、目録(リスト)に整理し、可視化します。画像も含めてデータベースに登録しておくことで、実物を見ずとも、複数の人による内容確認が可能となり、レファレンス対応の効率化が図れます。実資料保護の観点からしても効果的です。

資料の内容・所在を明確にし、体系立てて蓄積・管理することで、災害やシステム障害などの緊急事態であっても、重要な情報を安全に保管し、迅速に復旧できる体制を構築します。事業の継続性を確保し、リスクを管理します。

企業の歴史・これまでの歩みを集約、体系的に蓄積・管理していく体制を構築することで、担当が入れ替わっても継続的に蓄積していくことが可能になります。情報を最適な形で発信することで、企業価値の再発見、信頼性の向上につなげるとともに、新たなビジネスチャンスの創出をめざします。

過去の成功・失敗こそ重要な情報源。世代交代や時間経過とともに散逸してしまう前に、組織の知識や記憶・DNA・文化を次世代へと継承し、従業員のエンゲージメント向上と理念浸透に貢献します。加えて、過去に学ぶことは、新製品やサービスの開発、マーケティング戦略の策定、ビジネス戦略策定の礎にもなりえます。

企業の今までとこれからの理解を深めるための数々のブランディング施策において、企業アーカイブのリソースは欠かせません。社内研修から広報・販促、経営に向けた活用まで、広範囲にわたるブランディング施策に展開が可能です。

DNPでは、アーカイブ構築後の利活用もご支援しております。さまざまなアウトプットの形をご提案し、企画・制作に伴走いたします。

アーカイブ情報の利活用例

alt="企業の過去・現在の理解を深めていただくために、企業アーカイブのリソースは欠かせないものです。社内外向け、広報・販促~経営に向けた活用まで、広範囲にわたるブランディング施策に展開が可能です。"

アーカイブの利活用事例

特長・強み

DNPは50年以上、のべ2千数百社以上の年史の編纂の支援を行ってまいりました。歴史・企業情報の管理に特化したオリジナルデータベースは、発売から約25年、のべ150社を超えるお客さまにお使いいただいています。その中で、最適な資料の収集・整理の方法の構築と、資料の重要性を判断するアーカイブコンサルティングの視点を培ってきました。

さまざまな企業のブランディングの支援、Webや映像制作、企業資料館構築、など多種多様なアウトプット制作の実績もございます。お客さまの課題と用途に沿ったアーカイブコンサルティングを行い、効果の最大化を狙う利活用を含めた最適なアーカイブプランを設計いたします。

目録作成、整理作業、修復といった実作業から、資料の選別・データベースの登録、さまざまな利活用のシーンにおいて、資料アーカイブ・ブランディングに長けた専門スタッフにて、全ての領域をトータルでご支援することが可能です。

アーカイブ構築の流れ

DNPは、アーカイブ構築の川上から川下まで、ワンストップで支援いたします。アーカイブ構築の礎になるデータベースシステムを開発、システム運用にも伴走いたします。

alt="アーカイブ構築は①調査・収集②整理・保管③データベース構築の3フェーズに分けて行います。アーカイブを構築することで登録情報の利活用が容易になります。”

アーカイブ構築企画・コンサルティング
アーカイブ構築の方法や手順、運営の方法などについてコンサルティングを行います。

調査・資料整理・資料リスト作成
収集された資料を整理し、全容が把握できるリスト(目録)の作成を行います。

各種資料デジタル化作業、資料修復・保存処置、再配置
上記のリストをもとに、デジタル化や保存・修復処置が必要なものを特定し、優先度をつけた上で作業を行います。作業後、ラベルを付けて、棚への再配置を行います。

データベース構築・登録作業
詳細情報のリストと、デジタル化したデータをあわせ、データベースに登録します。

企業アーカイブ情報の管理に特化したデータベース「デュアルシーブ」についてはこちらをご覧ください。

  • 動画:コーポレートアーカイブ構築について(03:34)

価格

コンサルティング内容、作業日数、デジタル化点数、修復処置内容、整理に係る資材費等より算出いたします。お打ち合わせ後にお見積をご提示しますので、こちら からお問合わせください。

DNPが考えるアーカイブ構築

alt="企業の歴史資料は単なる「古い資料」ではなく、 アーカイブ資源としてさまざまなシーンで活用できる大変貴重な情報資源です。"

DNPでは、企業・団体の歴史を正しく俯瞰するうえで必要なエビデンスが、単に保存・保管されているだけではなく、常に利用しやすい状態に保たれ、企業活動を継続する中で有効な資産として活用できることこそが、アーカイブの正しい姿であると考えています。

企業・団体の貴重な活動記録を、単に資料として収蔵しておくだけでは、もったいありません。企業・団体の今までとこれからの理解を深めるためには、アーカイブデータを広範囲にわたるブランディング施策に展開・利活用していくことが重要です。

※デュアルシーブはDNP大日本印刷の登録商標です。

DNPでは、長年の経験と専門知識を活かし、「収蔵」だけにとどめず、企業の大事な情報資産の「有効活用」 を意識したアーカイブ構築を、ワンストップで支援いたします。DXによる業務効率化はもちろんのこと、ブランディング・企業価値の向上に繋がる、お客さまごとに最適なアーカイブの形を設計し、構築・伴走いたします。

未来のあたりまえをつくる。®