データの統合・管理・配信を論理的に実現
データ仮想化プラットフォーム「Denodo」
データ仮想化プラットフォーム「Denodo」は、データ仮想化の技術をもちいて「論理的な」データウェアハウスを構築します。組織のさまざまなシステムに分散されているデータを、余計な複製を行うことなく、鮮度を保ったまま、「Denodo」に一元化します。 データのアクセスを一元化することでガバナンスを効かせながら、組織全体でのデータ活用を推進・高速化させることができます。
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近年、DXの機運の高まり・3rd Party Data利用の規制の動きもあり、社内にたまった1st Party Dataを迅速に分析し、ビジネスに活用していく必要性があります。 しかしながら、多くの企業ではシステムのレガシー化や事業や部門ごとにデータが分散された「データのサイロ化」が迅速なデータ分析・活用、意思決定の妨げになっているのではないでしょうか。
当サービスは「Denodo」をもちいたデータ仮想化の技術を使用することで、企業のデータ活用の課題を解決します。
「Denodo」のライセンスは、年間サブスクリプションライセンスです。
対象のお客さま
- 情報セキュリティ部門
- DX推進部門
- IT部門
- 事業企画部門 など
目次
データ活用に関わる諸課題
▶以下の課題は「業務効率化」と「データ仮想化」によって、解決に導くことが可能です。
- データ加工処理が複雑で、誰も触れない状態になっている/限られた担当者に業務が集中している
- 新しくデータを追加したいが、開発に時間やコストがかかる
- データ加工の処理が多く、データを使用できる状態になるまで時間がかかる
- ほしいデータを手に入れるまでに時間がかかる
- 目の前のデータが使えるデータなのか分からない
- データを準備できる人が限られていて、業務が属人化している
サービス特長
- 1.データ仮想化
データ仮想化とは、簡単に言えば
既存のデータソースはそのままにデータをコピーせずに統合する技術
を指します。
データソースはそのままに、無駄なデータ複製を行うことなく鮮度を保ったまま、データを安全に提供できる「論理的な」データウェアハウスを構築することができます。
またクエリ最適化機能により、物理データ処理と比較して処理速度が改善されます。
データ仮想化のより詳しい説明はこちら→従来のデータ利活用コストを約50%削減!データ仮想化がもたらすこれからのデータ環境の在り方
- 2.データカタログ
各種システムに散在しているデータをサービス上で仮想的に統合することで、まるでWebで検索するようにサービスからすべてのデータの参照を行うことが可能です。
これにより「ビジネスユーザー」が簡単・迅速にデータを「見つける」「理解する」「使用する」ことができ、意思決定のスピードを高速化させます。
- 3.高度なガバナンスとセキュリティ
各種システムのデータへアクセスするための入り口をDenodoに一元集約することにより、データのアクセスコントロールが可能になります。情報システム部門などのデータの管理者は、各社員に適切なデータアクセス権限を振ることにより、高度なデータガバナンスとセキュリティが実現可能となります。
データ仮想化で実現できる6つのこと
論理データレイヤ(データファブリック)で、企業全体のさまざまなデータを統合したビジネスビューに対する、高性能・リアルタイム・セキュアなアクセスを実現します。
データ仮想化により期待できる6つの効果(クリックで開きます)
データアーキテクチャの近代化
データ仮想化によりデータモデルを抽象化できるため、元となるシステムの変更に対する影響を少なくすることができます。そのため、データ基盤やコミュニケーション基盤のリプレイスをスムーズに実施できます。データの保護
データ仮想化により、元となる重要なソースシステムにユーザーやアプリケーションがアクセスする必要がなくなるため、意図せずにデータを変更してしまうことを防ぎます。データを迅速かつ安価に提供
データの物理的な複製には時間とコストがかかりますが、データ仮想化によりムダな複製をなくすことができるため、ビジネスユーザーへのデータ提供を迅速にかつ必要最低限のコストで実施することができます。ビジネスユーザーの生産性を向上
データをリアルタイムで配信するデータ仮想化により、ビジネスユーザーは通常の業務処理中でも最新のデータにアクセスすることができます。 また、データカタログによって組織全体のデータリソースを最大限活用することが可能になります。開発リソースの省力化
ビューを基本とした定義型のアプローチで、システム全体をシンプルにとらえること可能になり、結果として開発リソースを約4分の1に削減します。ガバナンスとセキュリティの一元化
データ仮想化により、データのアクセス&コントロールポイントをDenodoに一元化することができるため、データの管理者は集中化されたデータガバナンスとセキュリティを実現できます。導入までの流れ
最短3カ月でサービスの利用を開始することが可能です。サービス導入後も、引き続き貴社での運用が可能になるよう、導入の支援を行わせていただきます。
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導入支援
当社では豊富な知識をもったエンジニアが貴社のデータ周りの課題抽出支援からアーキテクチャの設計支援、運用設計支援、教育などを行います。ビジネスユーザー・現場の人間がシステムを扱えるようになるまで、手厚くフォローします。
導入支援内容
- 訪問/メール/Web会議によるQA対応、アドバイス
- 製品機能の操作QA対応
- 要件に対する実現可否のアドバイス
- 開発におけるQA対応
- 運用に関するアドバイス 等
導入支援・拡張サポートの流れ
当社の経験豊富なエンジニアが貴社と伴走し、操作の習得から環境の構築、環境の変更までお手伝いいたします。
貴社での安定した運用開始後も各種技術的なQAに対応します。
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※目標レベルは保証するものではなく、あくまでも貴社とめざす目標(ゴール)となります。また、定着化対象者のスキルやご経験等により達成レベルや期間も変わります。
※Denodoを利用したい目的やデータ設計等については、貴社にてあらかじめ策定・設計いただくものとします。
※Denodoを利用する環境や確認のためのデータについては、貴社にて事前に準備していただくものとします。
価格
データ仮想化プラットフォーム「Denodo」のライセンス費用および運用支援費用は個別にお見積りをさせていただきます。
下記のお問合わせボタンから気軽にご相談ください。
セミナー情報
大日本印刷株式会社(DNP)は、Denodo Technologies Inc.のパートナーとして、データ仮想化プラットフォームであるDenodoをご提案しています。ご興味をお持ちのお客様は、Denodo Technologies Inc.によるセミナーやバーチャルハンズオンに下記リンクからぜひご参加ください。(外部サイトに飛びます)
データ仮想化ウェビナーシリーズ/バーチャルハンズオン
※Denodoは、Denodo Technologies Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Denodo Technologies Inc.について(外部サイトに飛びます)→https://www.denodo.com/ja/about-us/who-we-are
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