独自開発のデザインメソッド「IGUD®」。「秒で伝わる」表現制作の秘訣(ひけつ)とは?
自社の資料やパンフレット、Webサイトを見たとき、「老若男女に正しく価値を伝えられるものになっていない」「インクルーシブ社会においてこの内容は通用するのだろうか」そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。障がいを持つ方や高齢者への配慮、インバウンドの復活による多言語対応など、考慮したいことが増えている現代。頭を悩ませるビジネスパーソンも多く、当社には「細かな情報記載が必要なため、文字の羅列ばかりでわかりにくい」「なぜかDMの返送時に記載不備が多い」など、デザイン表現やコミュニケーションの悩みについての相談が多数寄せられています。これだけ情報過多な社会では、「秒で伝わらない情報」はシャットアウトされてしまうものです。では、どのようにして情報を相手に伝えていくべきなのか。今回は、その解決策のひとつとしてDNPコミュニケーションデザイン(以下、DCD)が独自開発したデザインメソッド「IGUD(アイジーユーディー)」をご紹介。開発経緯や根底の考え方などについて、IGUDのメソッド開発に携わった相馬に話を聞いていきます。特に、インフォグラフィックス(IG)とユニバーサルデザイン(UD)を融合した新たな考え方に注目です。