プライベート展「DNP THE SESSION 2024」を開催しました
2024年1月30日(火)~2月2日(金)、DNP市谷加賀町第3ビル 加賀町ホールにて情報イノベーション事業部グループによるプライベート展「DNP THE SESSION 2024」を開催しました。「来場者との対話により 新たな共奏の種を生み出す」をコンセプトに、パネル展だけでなく、セミナーや行動デザイン体験ワークショップ、「P&Iラボ・東京」「DNP生成AIラボ・東京」のラボ見学を実施し、ライブ感のある新しい展示体験を提供。4日間でのべ1,200名の方にご来場いただきました。ご来場の皆さま、誠にありがとうございました。
2024年2月公開
DNP THE SESSION 2024 開催概要
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展示会名:DNP THE SESSION 2024
(DNP情報イノベーション事業部グループによるプライベート展)
開催日程:2024年1月30日(火)~2月2日(金)
開催場所:市谷加賀町第3ビルB1 加賀町ホール
(東京都新宿区
共創のきっかけは、「問い」に対して一緒に考えること
サステナブルな社会の実現に向けてあらゆる企業が社会課題の解決に取り組む中、DNPはお客さまや社外パートナーとの共創(共奏)を加速させています。とはいえ、複雑化する社会課題に対する“解”は一つではありません。
そこで、パネル展示では、社会課題に対するさまざまな着想を促す「問い」をフックに、その解決の一手法として取組み事例を紹介。取組みストーリーや、DNPが挑戦する未来社会への想い、パートナーとの価値の掛け合わせを可視化しました。またパネルは、実際に関わった人々が登場する構成にすることで、活動におけるストーリーやプロセスを具体的に伝えることにこだわりました。
その結果、各展示の前には多くの人が集まり、パネルを見るだけでなく、常駐するDNPスタッフと「問い」について一緒に考えたり、事例について意見交換したりする様子がいたるところで見られました。
UWBタグ |
- UWBタグによる人流データ測定を体験
なお、ご来場の皆さまには、人流解析の実証実験にもご参加いただきました。
入場時にお渡ししたUWB(Ultra Wide Band、次世代無線通信技術)タグで人流データを測定・集計し、施設・設備のレイアウトや導線などの最適化に役立てるもので、屋内におけるGPSの脆弱性を克服する技術として注目されています。
好評を博した共奏セミナー、行動デザイン体験ワークショップ
計23セッションのセミナーには、DNPとパートナーの皆さまとの強みの掛け合わせによる価値提供を来場者に知っていただくため 、DNP社員だけでなくパートナーの皆さまにもご登壇いただきました。
うなずきながら聴講される方や、帰り際に同行者と意見を交わされる方も見られるなど、自分ごととしてご参加いただけた様子で会場は熱気に包まれていました。
- 行動デザイン体験ワークショップ
ワークショップは「ナッジを使った行動デザイン体験」をテーマに実施。ワークショップの参加者が実務ですぐにご活用いただけるよう、体験できる場をご用意しました。
ワークショップは事前予約で満席となるほどでしたが、当日は飛び入り参加が可能な短縮版も開催し大変ご好評をいただきました。
背景には、DNPで取り組んでいる「デザインシンキングによる人間中心アプローチ」「ナッジを使った行動デザイン」の素養浸透があります。いずれも、サービスデザインの研究と実践に10年以上の実績がある「サービスデザイン・ラボ®※」のノウハウによって、すでに5,000名以上の社員が学習し、各自の業務に活用しております。「DNP行動できる™DM」などのソリューション開発をはじめ、さまざまな実績に結び付きつつあるため、今後もワークショップのみならず、さまざまな取組み・事業で効果的に活用を進めていく予定です。
※サービスデザイン・ラボは、DNP大日本印刷の登録商標です。
- グラフィックレコーディングを実施
セミナーの一部とワークショップは「DNPグラレコ隊」によるグラフィックレコーディングを実施。対話や議論をリアルタイムで視覚的に整理することで、その場での共奏促進をサポートしました。
DNPの技術を知り、対話を深める。課題を発見するラボ見学
「P&Iラボ・東京※」ではDNPの印刷(Printing)と情報(Information)の技術や歴史、さらに、ビジョンを可視化したインスタレーションなどを展示し、多くの方から感嘆の声があがるなど、未来へのワクワク感を共有する機会となりました。
※DNP市谷加賀町第3ビル内の常設展示
また、「DNP生成AIラボ・東京」は、AIのユースケース体験をもとにディスカッションした内容をプロトタイピングする、共奏の最前線となる施設。
2023年12月にオープンしたばかりですが、定員を上回るご予約をいただくなど、大きな期待の声をいただきました。
「来場者との対話により新たな共奏の種を生み出す」ことを目的とした本展ですが、何よりもご来場された皆さまに積極的にご参加いただいたことで、ライブ感のある「セッション」となりました。今後とも、共奏のパートナーとしてDNP、ならびに情報イノベーション事業部をよろしくお願いいたします。
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