障がい者カードの裏書業務における課題を解決!
DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)を使用した
運用をご紹介

2019(平成31)年の法改正※により、利用者が希望した場合、カード形式の障害者手帳(以下、「障がい者カード」)が交付されるようになりました。 そのため、利用者の住所や氏名などが変更になった場合は、自治体の福祉課などの窓口で、障がい者カードの記載事項を変更する「裏書」業務が発生します。DNPアイディーシステムは、DNP券面プリントシステムを活用し、窓口での「裏書」業務の効率化を支援します。

※「身体障害者福祉法施行規則及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行規則の一部を改正する省令」(平成31年3月29日厚生労働省令第48号)

DNP券面プリントシステムのご提案動画 ~障がい者カード編~(4分54秒)

障害者手帳のカード化による裏書業務の負担

利用者の引っ越しや結婚等で、障害者手帳の氏名や住所に変更があった場合、自治体の福祉課などの窓口で変更内容を記載する必要があります。変更内容を手帳に記載する業務は、紙であってもカードであっても必ず行われるものです。
しかし、カードの場合、変更内容を記載するスペースが裏面しかなく、紙と比較すると狭くなっています。
また、罫線がなく、まっすぐに書きにくいとう問題もあり、裏書業務の負担が大きくなることが予想されます。

障がい者カードの裏書業務における課題

障がい者カードの裏書業務における具体的な課題として、次の3つが挙げられます。

No. 現在、裏書システムを利用しているか 課題 具体的な内容、要望
1 利用していない
(手書き)
手書きの独特な緊張感
・記載レベルが均一でない。
・記載に時間がかかる。
・障がい者カードの記載欄には罫線がないので、まっすぐ書きにくい。
2
利用している
(インクジェットタイプ)
ヘッドの目詰まりや頻繁なインク交換、
・ヘッドのクリーニングやインク交換の手間や時間がかかる。
・券面のインクが乾くまで待つ時間をなくしたい。
・かすれや滲みを少しでも軽減したい。
3 利用している システムの設定の難しさ
・難しい方法を避けて、細かな設定がしたい。
・担当者が簡単に設定変更できるようにしたい。

DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)を使用した運用をご紹介

前述のような課題を解決するために、DNPアイディーシステムは、DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)を使用した、障がい者カードの裏書業務の運用をご紹介します。

DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)
DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)

DNP券面プリントシステム(フラットベッド型)は、アプリケーション・スキャナー・印字プリンターで構成されている、裏書業務専用のシステムです。
マイナンバーカードや在留カードなどの裏書業務を行っている、市民課などの自治体窓口に導入実績があります。

券面をスキャンし、任意の場所に印字することができるので、きれいに、すばやく、簡単に裏書することができます。
また、インクリボン式なので、頻繁なインク交換の必要がなく、高品質に印字することができます。

DNP券面プリントシステムを用いた障がい者カード裏書業務の運用フロー例

※画像はマイナンバーカードの運用フロー例ですが、障がい者カードでも同様のフローになります。

便利な機能、使い方

登録住所データの印字機能により、入力作業を効率化
あらかじめ登録しておいた住所の候補を選択可能

変更後の住所を入力する際、あらかじめ登録しておいた住所の候補を選択することができ、手入力の手間を省けます。

DNP券面プリントシステムの画面上でで印字位置、範囲の確認が可能
DNP券面プリントシステムの画面上でで印字位置、範囲の確認が可能

DNP券面プリントシステムの画面上で、印字位置、範囲の確認が可能です。また、障害者手帳交付台帳システムとDNP券面プリントシステムを同じPCにインストールし、同時に2つのシステムを起動すると、障害者手帳交付台帳システムの記載事項変更の記録の文字をコピーして、DNP券面プリントシステムの「変更内容」(右上のテキスト入力エリア)欄にペースト(貼り付け)することができ、打ち間違いのリスクが軽減されます。

製品の企画・販売元

※内容について、予告なく変更することがあります。

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