福島市子どもの夢を育む施設こむこむ

福島市の子どもたちに最新のデジタル技術を遊びながら楽しく学べる機会を提供したいという福島市様の想いを実現するため、デジタルコンテンツのコンセプト開発から導入まで支援しました。DNPでは映像やセンシング技術などのテクノロジーに触れることで、プログラミングやサイエンスへの興味関心を持つきっかけとなり、子どもたちのデジタルリテラシーを高める体験型コンテンツをめざしました。
4階の企画展示室には、21m幅の巨大スクリーンに映像を投影し、からだ全体で空間そのものを感覚的に楽しむコンテンツ「デジこむ」を導入しました。子どもたちは、映し出された自分のアバターを自在に動かして、図形を動かしたり音を奏でたりして楽しむことができます。また、福島市にゆかりのある名産品やランドマークをモチーフ化してスクリーンに登場させ、福島市らしさを表現しました。一度に最大10人まで体験でき、人数が多いほど空間が盛り上がっていく仕掛けとなっています。
3階の子どもオープンスタジオは、株式会社リトプラと協業し「さらさら さんどBOX」としてリニューアルしました。砂場の中で、砂を自由に盛ったり、掘ったりすることで、砂の形状に合わせて、まるで本物の大地のように、山や海や動植物がデジタル上で出現する未来の砂遊びです。砂の感触を楽しみながら、専用のガジェットを使い、宝探しやいきものの観察をすることができます。