株式会社 いなげや様
ポイント機能付き提携クレジットカードと現金ポイントカードの併用を実現
関東を中心にスーパーマーケット136店舗(2020年7月現在)を運営する「株式会社 いなげや(以下、いなげや様)」では、改正割賦販売法(※1)への対応手段として「DNPマルチペイメントサービス(DMPS)」を採用し、2020年3月より運用を行っています。(ICクレジットカード読取端末導入・PCI DSS対応GWセンターを利用)
導入にあたっては、「日々来店するたくさんのお客さまや、従業員の誰もにわかりやすい平易なシステムであること」「高い安全性を担保できること」「コストを適正に保てること」「ポイントシステムは従来通り運用できること」がポイントとなりました。
「カード番号お預かりサービス」を利用してレジ業務を効率化
改正割賦販売法により求められるIC化対応、カード情報非保持化を実現
従来提供していたPOSによる提携クレジットカードへのポイント加算処理に対して、DNPの「カード番号お預かりサービス」を利用した提携カード判別機能を提供。難しいとされてきたポイント機能付き提携クレジットカードと現金ポイントカードとの併用が可能になりました。
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「カード番号お預かりサービス」概要
いなげや様は、「ing・fanカード(アイエヌジーファンカード)」というポイントシステムを運用。DNPの「カード番号お預かりサービス」を利用することにより、クレジット付きポイントカードである「ing・fanVカード」のクレジットカード番号と会員IDとの紐づけをPOSを介さずに行い(外回り方式)、会員IDだけをレジに送信し、クレジット決済とポイント付与の両方を同時に実現しました。
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一筐体で利用できるDMPS専用端末の特長
- DMPS専用端末は、クレジットカード情報をPOSに送信しない(一切保持しない)「外回り方式」を採用しており、POSシステムの改修やメンテナンス等のコストも「内回り方式」に比べて低く抑えられます。
- 一筐体で利用できるDMPS専用端末は、従来のキャッシュレス決済用端末に比べて、設置パーツ数・設置面積・操作簡便性に優れています。
- 導入が進むセミセルフレジ(決済のみセルフ操作)への組み込みにも対応しています。
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「DNPマルチペイメントサービス(DMPS)」概要
DNPは、各電子マネーや国内外のコード決済、各種共通ポイントの導入をサポートするだけでなく、今後活性化していくことが予想される決済・購買データの利活用やマーケティング施策、会員サービスとの連動など、端末の提供にとどまらないマーケティングパートナーとして、顧客企業さまを支援してまいります。
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