• 機械

データ分析と製造工程の
自動化

集積回路の原版となる「フォトマスク」を製造する半導体工場で、DX（デジタルトランスフォーメーション）を進めています。職人技のような精緻な条件指示をAI（人工知能）などに置き換えて自動化したり、検査画像を解析するための新しいアルゴリズムを構築したり、装置の動作履歴等のログ情報を使って故障対策をしたりなど、業務は多岐にわたります。新しい技術や知識を吸収していくことが好きなので、自身の学びとの相乗効果で業務の質が上がっていくことにやりがいを感じています。

学生時代の専攻が今、
どのように活かされていますか

学生時代はナノインプリントという微細加工技術に関する研究を行っていました。入社当初は大学での研究内容に近いテーマで、材料や加工技術の知識を軸に新商材の開発をしていました。その後、新しくプログラミングや画像処理、AIなどについて勉強し、今までの知識と掛け合わせることで仕事の幅を広げました。そうした経験を積んできたからこそ、今の仕事にチャレンジすることができています。

＊ナノインプリント：ナノメートル（10のマイナス9乗メートル）の微細な精度で、原版の凹凸を基材に押し当てて半導体製品の回路パターンを転写する製造方式