• 化学工学

玄関ドアやエクステリアなどの外装分野に用いられる加飾フィルムの開発を行っています。材料等を選定、試作を行い、物性や生産性を確認しながら、性能向上を目指しています。ラボで検証していたものを実機で試作できたときにやりがいを感じます。実際に製造するためには多くの課題に対して検証し、解決しなければならず、生産機械で開発してきたものができあがっていく様を見ると自分の頑張りが結びついたことを実感でき、喜びを感じます。

学生時代の専攻が今、
どのように活かされていますか

大学は化学工学を専攻していました。化学工学はどのようなプロセスで生産するのが効率的かということを考える学問だと思っています。開発も同様にどのように生産するかを考えなければならないため、大学院生時代の研究を通して、生産手法について考える訓練ができたことが実際の仕事でも活かされていると感じています。その他、伝熱、材料力学、量論など化学工学で学べる学問も現象に対する原因をイメージする場面で活かせています。