次世代モビリティ社会の構築に向けた大きな課題は、エネルギー効率の向上です。車両の軽量化につながる曲面樹脂ガラスの開発など、多彩な視点でこの課題に取り組むDNPの成果のひとつが、ワイヤレス充電用シート型コイルです。ケーブルで接続しなくても充電できるシステム用のコイルで、一般的な製品より薄型・軽量。人体やペースメーカーに影響を及ぼす漏洩磁界も低減できます。この技術をさらに応用・発展させ、自動車メーカーやインフラ業界などに広く提供して、「走りながら充電できる電気自動車」なども見据えて、暮らしを大きく変える価値の実現に挑戦していきます。