DNPメディア・アートが写真専門学校3校との共創写真展「∞（Infinity）2024」を開催 | ニュース

2024年8月2日～29日に東京・市谷で4人の写真家の作品を週替わりで展示

大日本印刷株式会社（DNP）グループの株式会社DNPメディア・アート（DMA）は、首都圏の写真専門学校である日本写真芸術専門学校、専門学校東京ビジュアルアーツ・アカデミー、東京綜合写真専門学校の3校との共創による写真展「∞（Infinity）2024」を2024年8月2日（金）～29日（木）に開催します。会場は、東京・市谷にあるDNPグループが運用するオープンイノベーション施設「DNPプラザ」内の地下1階「表現工房」です。

■「∞（Infinity）2024」の開催概要

会期： 2024年8月2日（金）～29日（木）
会場： DNPプラザ　地下1階「表現工房」（東京都新宿区市谷田町1-14-1 DNP市谷田町ビル）
休館日：日曜日
入場料：無料
主催：株式会社DNPメディア・アート
協力：日本写真芸術専門学校、専門学校東京ビジュアルアーツ・アカデミー、東京綜合写真専門学校
WebサイトURL ： https://dnp-plaza.jp/

「∞（Infinity）2024」について

3校が選出した在校生と2024年3月の卒業生・計4名の写真作品を会期中週替わりで展示します。
展示作品は、各写真家が構想しながらも、これまで実現が困難だった表現技法・表現手法について、DNP・DMAの技術を用いて具現化させたものです。
DMAは、印刷の前工程であるプリプレスやメディア制作を通じて長年培った技術と多様な表現手法を強みとしています。こうした強みを活かして、クリエイターやコンテンツホルダーとともに、写真を中心としたアート作品や各種コンテンツの創作活動を行っており、「DNPプラザ」内の「表現工房」にて企画展を開催しています。
第一弾の写真展「∞（Infinity）2023」を2023年8月11日（金）～9月7日（木）に実施し、多くの方にご来場いただきました。今回はその第二弾です。

（左）趙宸さん「草花と居眠り」より、（右）」原口はるかさん「くちなしのはなし」より

（左）内田琉翔さん「Leaves」より、（右）吉永未結さん「彩海」より

■今回出展する写真家と展示作品、本人コメント

○趙宸（ちょう・しん）：1998年生まれ。中国上海出身。東京ビジュアルアーツ・アカデミー写真作家コース在学中。展示作品「草花と居眠り」。「東京の郊外を訪れると、まるで未知の世界に足を踏み入れたかのように感じました。カメラを持ってあちこち見渡すと、未知への好奇心に満ちた子ども時代が思い出されました。」（展示期間：8月2日～8日）

○内田琉翔（うちだ・りゅうと）：2002年生まれ。2024年、日本写真芸術専門学校卒業後、東京造形大学に編入（在学中）。展示作品「Leaves」。「葉っぱをフィルム代わりにする技法を用いて、都市風景を焼き付けました。地元の長野と東京の二拠点で制作するなかで、自然観や空間、時間について考えた作品です。」（展示期間：8月9日～15日）

○吉永未結（よしなが・みゆ）：2003年生まれ。千葉県出身。2024年、日本写真芸術専門学校卒業。展示作品「彩海（さいかい）」。「疲れているときに海の写真で癒されたらと思い撮ったものです。何かストーリーが始まりそうな、イメージを掻き立てる表現を追求しています。作品に沿った紙にこだわり制作しました。」（展示期間：8月16日～22日）

○原口はるか（はらぐち・はるか）：2000年生まれ。中央大学文学部卒業後、東京綜合写真専門学校在学中。展示作品「くちなしのはなし」。「四角い枠の内側に作品があるという点で、写真と舞台表現は似ています。写真を舞台と考え、その中で身体表現を展開する試みとして絵巻物のような写真作品を制作しました。」（展示期間：8月23日～29日）