2024年7月25日
京都dddギャラリーで「立平面社~手と脳のあそびの不思議~」展を8/7~10/14に開催
公益財団法人DNP文化振興財団は、京都dddギャラリー(京都市下京区)にて、地域のグラフィックデザインや多様な造形に目を向け、地域に密着したデザイナーを紹介する展示企画を開始します。 その第一弾として、2024年8月7日(水)~10月14日(月)に、グラフィックデザイナー・松井桂三氏等による「立平面社(りつへいめんしゃ)」を取り上げます。主に広島で活動する6名による、デザイン思考とアート思考の共存によって世界に発信していくクリエイティブ集団です。年齢・キャリア・働き方などが多様なクリエイターの「今までにはない新しさ」を求めるデザインへの姿勢は、非常に人間的でプリンシパル(基幹的)であり、“大の実験好き”です。
本企画展では、これまでのデザインワークに加えて、紙を使った動く立体作品、視点を変えて遊ぶ錯視(さくし)立体、紙とコラボレーションしたアートサイエンス作品など、新たに制作した作品も展示します。
designed by 3D & Flat-Lab.:The Wonder of Playing with Hands and Brains
開催概要
- 会期 : 2024年8月7日(水)~10月14日(月)
- 開館時間 : 火~金 11:00-19:00、土日祝 11:00-18:00
※9/10(火)はCOCON烏丸休館日のため休館 - 会場 : 京都dddギャラリー(京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F) (https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/access/map.html)
- 休館日 : 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、 祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
- 入館料 : 無料
- 主催 : 公益財団法人DNP文化振興財団
トークイベント
- 日時 : 2024年8月7日(水)16:30~18:00
- 出演 : 立平面社
- 会場 : 京都dddギャラリー内
- 定員 : 先着30名(要予約、入場無料)
- 参加申し込み : https://dnpfcp.jp/CGI/gallery/event/form.cgi?eventid=242
オープニングパーティー
○日時 : 2024年8月7日(水)18:00~19:00
○会場 : 京都dddギャラリー内
「立平面社」のメンバープロフィール
■嵐川真次(あらしがわ しんじ)
グラフィックデザイナー。1974年生まれ。パッケージデザイン事務所、広告制作プロダクションを経て2005年独立。主な仕事に三菱商事中国支社サイン計画、富士通中国支社壁面アート、kitchenhouse福岡店サイン計画等、ブランディングを主としたデザインを企画・制作。現在は広島大学発の感性工学を用いて商品開発を支援する一般社団法人 感性実装センターの連携フェローも務める。Graphis Poster Annual:Gold Award、イタリアA’Design Award:Bronze、日本サインデザイン賞、東京ADCなど入賞・入選多数。JAGDA、“H”ADC、YDA会員。
嵐川真次 Playing with the Wind: Tensegrity
■木村幸司(きむら こうじ)
デザイナー。1981年大阪府生まれ。2006年に株式会社STARRYWORKSを設立し、エンターテインメント、広告、プロダクトなどさまざまな分野において、デザインとテクノロジーを融合したコンテンツを制作。2015年に子会社としてホラーコンテンツに特化した株式会社闇を、2016年には親子のコミュニケーションに特化した株式会社BUTTONを、2021年に飲食事業の株式会社ヒューを設立。2018年より大阪芸術大学短期大学部特任教授。物理現象を取り入れた体験や、視覚だけでなく聴覚・味覚など複数の感覚をともなう体験を作品として制作している。
木村幸司 BLUR as physical phenomena
■広本理絵(ひろもと りえ)
グラフィックデザイナー、アーティスト。広島県呉出身。大阪、神戸のデザイン会社を経験後、地元広島・呉に拠点を移し、2013年にまじめに遊ぶ「ひねくれデザイン」を設立。またデザイン+アート+造形をテーマに自由な発想を大切に育てるワークショップを行っている。ママデザイナーとして、リアルでカオスな日々の子育て写真をInstagramにて「@グッドラック子育て」として発信中。“H”ADCグランプリ、日本パッケージ大賞2015銅賞など受賞多数。JAGDA、“H”ADC会員。
広本理絵 ひねくれ動物 私をみつけて
■柚木陽子(ゆずき ようこ)
アーティスト、デザイナー。岡山市出身で、広島にルーツを持つ。大阪の大学を卒業。デンマークと東京2拠点に25年間アトリエを持つ。現在は広島の海の見える丘にある會社 art seeds studioでアートとデザインを制作中。作品は自身のインナービジョン、日本と北欧の文化や暮らし、アンデルセン童話、旅、自然から主にインスパイアされている。個展は、デンマーク、ドイツ、香港、東京、岡山、広島、大阪で開催。本展の「Simon Reborn Plus+」では、地球を大きな磁石として、引き合うものと反発するもの「全てはひとつである」という概念の下、命の輝きを表現している。“H”ADC会員。
柚木陽子 Simon Reborn Plus+
■吉本加織(よしもと かおり)
グラフィックデザイナー、アートディレクター。1984年広島生まれ。2007年大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。デザイン事務所を経て、2010年独立。2017年より大阪芸術大学短期大学部デザイン専任講師。公益財団法人日本野鳥の会ポスター、UR都市機構団地レガシーシリーズデザイン、岳洋社雑誌編集。NPO法人日本心理セラピスト協会VI計画、服飾ファッション専門学校エスモードジャポンや、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール主催公演のブランディングを手がける。カポエリスタでベリーダンサー、好奇心旺盛な「信頼と安心、オシャレ番長」!
吉本加織 paper cocktail
■松井桂三(まつい けいぞう)
グラフィックデザイナー、造形家。1984年より松井桂三有限会社を主宰し、現在はart seeds studio(広島)にも参加。大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科長 教授。米国アップル社のパッケージデザインシステム構築や、政府広報の統一マークなど制作。ロート製薬の『肌研ハダラボ』のブランディング(企画からパッケージデザイン)を手がけ、大ヒットさせる。京都dddギャラリーでは、大阪での立ち上げから約10年間キュレーションとデザインを担当。自身では各国美術館他で個展を開催。作品はMoMA他の各国美術館などに永久保存。国際審査員や講演活動も行う。AGI、東京ADC、JAGDA、“H”ADC会員。
松井桂三 錯覚、作曲、編曲
※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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