2024年5月20日
DNPアートコミュニケーションズ 「国立科学博物館イメージアーカイブ」を開始
美術館・博物館等の所蔵作品の高精細デジタル画像データ貸出サービスを拡充
大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、美術関連のコンテンツビジネスを手掛ける株式会社DNPアートコミュニケーションズは、国内外の多くの美術館・博物館等の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを行っています。その一環として、2024年5月20日に、国立科学博物館所蔵作品の画像データを貸出対象とする「国立科学博物館イメージアーカイブ」を開始しました。
同館の所蔵作品のうち、日本のボタニカルアート(植物画)の先駆者の一人、太田洋愛(ようあい)氏が描いた桜の貴重な水彩画集『桜図譜』の作品約110点の画像データの貸出からスタートし、順次、取り扱う画像を増やしていく予定です。
「国立科学博物館」について
1877(明治10)年に創立された国立科学博物館(科博)は、日本で最も歴史のある博物館の一つで、自然史・科学技術史に関する国立唯一の総合博物館です。科博は、日本およびアジアにおける科学系博物館の中心的な施設として、主に「調査研究」「標本資料の収集・保管」「展示・学習支援」という三つの活動を推進しています。これらの活動を東京都台東区の上野本館(日本館:重要文化財、地球館)、港区の附属自然教育園(天然記念物及び史跡)、茨城県つくば市の筑波実験植物園及び筑波研究施設にて展開しています。
DNPアートコミュニケーションズの画像データ貸出サービスについて
○DNPアートコミュニケーションズのWebサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で、利用したい画像を検索して、貸出申し込みができます。(https://images.dnpartcom.jp/)
○作品名・作者・年代・人物・季節等のキーワードで検索できます。
○画像データは、出版物(書籍・雑誌・教材等)、TV番組、インターネット、映像、デジタル商品(電子書籍等)、広告や商品等に利用できます。
○画像利用料は、利用目的によって異なります。
○貸出対象作品の主な収蔵館 :
・フランス:ルーヴル美術館、オルセー美術館
・英国:大英博物館、テート美術館
・米国:ボストン美術館
・ドイツ:ベルリン美術館
・オーストリア:ウィーン美術史美術館
・台湾(台北):國立故宮博物院
・日本:東京国立博物館、東京藝術大学大学美術館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、神戸市立博物館、ポーラ美術館、すみだ北斎美術館、林原美術館、大阪中之島美術館、天理大学附属天理図書館など
今後の展開
DNPアートコミュニケーションズは今後も、さまざまなアート作品や文化財およびその画像データを所蔵する美術館や博物館等に提携先を広げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図るとともに、美術作品等に関わる権利処理やコンサルティングの事業を拡充していきます。
大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
株式会社DNPアートコミュニケーションズ 本社:東京 社長:室田秀樹 資本金:3億円
※記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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