2024年2月26日

大日本印刷と丸善雄松堂が福井県敦賀市と多面的なまちづくりの連携協定を締結

デジタル技術や空間づくりの実績を活かし、市の文化や歴史に関する学びや観光の新体験を創出

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)とDNPグループの丸善雄松堂株式会社(本社:東京 代表取締役社長:矢野正也)は、福井県敦賀市(市長:米澤光治)と2024年2月26日(月)に、地域の歴史や文化情報の活用による多面的なまちづくりと学びの推進を目的として、包括的地域連携協定を締結しました。

DNPグループは、デジタル技術やDX(デジタルトランスフォーメーション)関連のソリューションの強み、「知と学び」に関する各種サービスの実践・運用の知見などを組み合わせ、地域の特長に合わせて敦賀市が進める持続可能なまちづくり・ひとづくりの実現を目指します。

協定式の様子(左から、大日本印刷株式会社 常務執行役員 浅羽信行、敦賀市市長 米澤光治、丸善雄松堂株式会社 代表取締役社長 矢野正也)

包括的な連携協定の背景と概要

敦賀市において2022年9月に開業した、全国初の公設民営書店「TSURUGA BOOKS & COMMONS ちえなみき」*¹には、市民や学生をはじめ、県内外から多くの人たちが、良質な選書や学びを体験するために訪れています。開業からの約1年半で40万人を超える方が来館し、敦賀駅周辺の賑わいをけん引しています。今後は、2024年3月の北陸新幹線の開業により、さらなる来訪者の増加が見込まれ、知を起点とした新たな交流の拡大が期待されています。

当施設の運営は、DNPグループの丸善雄松堂と編集工学研究所が指定管理者として担っており、今回の協定締結により「ちえなみき」にとどまらず、敦賀市のさまざまな取り組みを多面的に支援します。「ちえなみき」での丸善雄松堂の運営の手法・知見を起点として、敦賀市が持つ豊かな文化や歴史を、学びや観光に活かすとともに、DNPの多様なデジタル技術を活用した施策を通じて街の活性化につなげるなど、産・官・学・民が連携して「持続可能なまちづくり・ひとづくり」の実現を目指します。

包括的な連携協定の内容と主な取り組み

「コンテンツ・XRコミュニケーション関連」「モビリティ関連」「情報セキュア関連」など、デジタル技術も活用した多様な事業を展開するDNPと、150年以上にわたって教育・科学・文化の発展に携わり、学びのつながりを育み、多様な学びの機会を提供してきた丸善雄松堂が、敦賀市と協働して、同市が目指す多面的なまちづくりの方法についての協議などを推進していきます。

(1)知育啓発施設の運営を通じた包括的な人材育成に関すること

・「ちえなみき」を起点としたまちづくり・ひとづくり

・市内文化施設の連携による共育基盤づくり

・知育啓発による交流機会の創出 など

(2)交流人口の活性化に関すること

・文化・歴史の情報発信と回遊促進 など

(3)市民や来街者への広域情報提供に関すること

・DXソリューションを活用したサービス開発 など

(4)北陸新幹線敦賀開業を契機としたさらなる市の魅力発信に関すること

・コンテンツの活用、XR空間の活用 など


*1「TSURUGA BOOKS & COMMONS ちえなみき」について → https://chienamiki.jp/



※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※記載された内容は発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


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