2022年12月1日
「広告付タクシーシェルター」のデジタル化実証実験に参画
利便性、公共性の高いタクシー乗り場のDX化を推進
大日本印刷株式会社(DNP)は、公益財団法人東京タクシーセンターが管理し、ヴィスタコミュニケーションズ株式会社が運営する「広告付タクシーシェルター(屋根・雨風よけ付待合所)」の広告面におけるデジタル化実証実験に「DNPモビリティポート」のシステムを供給します。
山王パークタワー前に設置したデジタル版「広告付タクシーシェルター」と主な公共情報の例
「DNPモビリティポート」は、さまざまなモビリティ(交通)の結節ー点で、交通と周遊促進のシステムの連動による情報発信を行うことでシームレスな移動を実現し、人の移動が交差する“にぎわい”の創出によって地域活性化をサポートするシステムです。今回の実証実験では、本システムの基幹となる屋外用デジタルサイネージと広告・公共情報の発信機能を提供しました。「広告付タクシーシェルター」に設置するデジタルサイネージに災害や鉄道運行状況等の公共情報を発信することで、より利便性、公共性の高いタクシー乗り場の運用を実証していきます。 また、DNPは今後、「広告付タクシーシェルタ」のサイネージのインタラクティブ化を行い、タクシー配車アプリ連携、観光情報連携、インバウンド多言語対応、防災情報連携の社会実装を目指します。DNPモビリティポートにより、ヴィスタコミュニケーションズの目指す「社会的価値のある街のインフラ」の構築をデジタル化でサポートしていきます。
*DNPモビリティポートの詳細はこちら → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10162665_1567.html
【「広告付タクシーシェルター」のデジタル化実証実験】
○目的 : 東京タクシーセンターは、タクシー事業の公益性をより高めるための試みとして、2022年12月1日現在、19カ所で「広告付タクシーシェルター」を設置しています。今回、この中の3カ所で、ポスター貼付用の広告スペースをデジタルサイネージに交換して、災害や鉄道運行状況等の公共情報の発信機能を持たせる実証実験を行います。利便性・公共性の高いタクシー乗り場でデジタルサイネージを活用した情報発信を行うことで、周辺の通行に対する安全上・都市景観上の支障が出ないか等を検証します。
○実施場所 : 山王パークタワー前(11月1日~)、コレド日本橋前(12月1日~)、 青山OMスクエア前(調整中)
○実施期間 : 約6カ月間
【連携する会社の概要】
タクシー業務適正化特別措置法に基づく国土交通大臣の指定を受け、タクシー業務の適正化と利用の利便性確保を目的として設立。タクシー事業の公益性を高める試みとして「広告付タクシーシェルター」の設置を推進。
「広告付タクシーシェルター」を情報基盤として「社会的価値のある街のインフラ」にすることを目指して、広告モデルによる維持・運営を行っている。
※「モビリティポート」はDNPの登録商標です。その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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