2018年12月7日
窓口における対面での本人確認業務を軽減
IDカードの真贋判定補助・業務効率化支援システム「ID確認システムPRO」をバージョンアップ
大日本印刷株式会社(以下:DNP)と100%子会社で各種IDカード用の機器や材料の販売をおこなう株式会社DNPアイディーシステム(以下:IDS)は、対面での本人確認業務を効率的にサポートする「ID確認システムPRO」をバージョンアップします。受付時に免許証やパスポート等のICチップ付き本人確認書類の真贋判定補助を行うとともに、ICチップ内に記録されている顔写真データやテキストデータを利用して申請書・申込書などの記入や入力作業を効率化することができるようになります。各種申し込みに本人確認が必要な金融機関やクレジットカード事業者等に向けて2018年12月7日より販売します。
【バージョンアップした機能】
本人確認書類の券面画像と、ICチップ内に記録されている顔写真やテキストなどのユーザー情報を、パソコンやネットワーク上のフォルダに取り出す機能を追加します。本システムの導入企業は、窓口の申請・申込受付業務において、本人確認書類の真贋判定補助だけでなく、顧客データを同時に取得できるため、応対時間の短縮や効率化が図れ、店頭での顧客満足度向上や人手不足解消などの課題に対応できます。
【製品の特長】
本システムは、申請や申込受付などの窓口業務における対面での本人確認業務に特化し、ICチップ付き本人確認書類等の真贋判定補助及び情報登録作業を効率的にサポートします。
・ 運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書、運転経歴証明書(ICなし)*1の本人確認書類に対応しています。
・ 運転免許証では、DNP独自の技術により、暗証番号(PIN)を入力せずに真贋判定補助が可能です。
・ 本人確認書類から取得した券面画像やICチップ内のテキスト情報や顔写真のJPEGデータ等を取得することが可能で、システムへの入力作業を効率化できます。
・ 本人確認書類のコピーや真贋判定結果、本人確認の実施日時などの情報を反映した本人確認記録書類を、本システムをインストールしたパソコンに接続されているプリンターから出力することが可能です*2。
*1 券面画像の画像処理で真贋判定補助を行います。
*2 パソコンやプリンターは本システムに付属しておりません。
【製品仕様】
項目 |
内容 |
名称 |
ID 確認システムPRO VA-PRO1 |
寸法 |
W145×D218×H57(mm)(カバーオープン時H257mm) |
重量 |
約1kg |
インターフェース |
USB 2.0ポート×2 |
対応する本人確認書類 |
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カード、 特別永住者証明書、運転経歴証明書 ※パスポート:日本国は評価済み。海外のものはICAO準拠であっても、読めない場合があります。 |
対象OS |
Windows7(32/64bit)、Windows8.1(32/64bit)、Windows10(32/64bit) |
※ID確認システムPRO 詳細はこちらをご覧ください:
URL: https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1190328_1567.html
【今後の取り組み】
DNPは、申請や申込受付などで本人確認が必要な、金融機関やクレジットカード事業者、宅地建物取引事業者、宝石・貴金属取扱事業者、電話受付代行事業者、電話転送サービス事業者、司法書士・行政書士・公認会計士・税理士・弁護士、人材派遣業界等の企業や団体などに向けて本製品を販売し、2020年度までに約2億円の売上を目指します。
■DNPアイディーシステムについて
1983年に設立し、IDカードの機器や材料販売を行う事業と、本人確認を中心とするIDソリューション事業を展開しています。また、口座開設時に、申込者の本人確認を必要とする金融機関などの企業に、運転免許証など公的身分証の真贋判定補助および本人確認業務を行う「DNP本人確認マルチカードスキャナ」を2010年より提供しています。
大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
株式会社DNPアイディーシステム 本社:東京 代表取締役社長:朝長通博 資本金:0.6億円
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
- X(旧Twitter)にポスト(別ウインドウで開く)
- メール
- URLをコピー
- 印刷
- 発表時期
-
- 注目のトレンドタグ
- カテゴリ
-