2018年11月15日
国内初、Mastercardの非接触決済が可能なウェアラブルデバイスを提供
身に着けられるリストバンド等で国際ブランドによるキャッシュレス決済が可能に。11月24日、大阪のパナソニックスタジアム 吹田でのJリーグ公式戦の実証実験に採用
大日本印刷株式会社(本社:東京都 社長: 北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、クレジットカードの国際ブランドであるMastercard®の非接触決済「Mastercard®コンタクトレス」を搭載した、身に着けたりして使用するウェアラブルデバイスを発行する体制を国内で初めて整えました。
DNPが発行する小型の非接触ICカードを、リストバンド型の時計や活動量計、キーホルダーといったさまざまな形状のウェアラブルデバイスに組み込むことで、国際ブランドによる非接触のキャッシュレス決済ができるようになります。
2019年以降、国内での国際的なスポーツイベントの開催が活性化することもあり、海外からの旅行者(インバウンド)の増加なども含めたキャッシュレス取引が加速すると予測されています。この需要拡大に対してDNPは、キャッシュレス決済機能を搭載したウェアラブルデバイスによる支払いを実現するサービスなどを提供していきます。また、Mastercard®などの国際ブランドの決済サービス等とも組み合わせることで、これまで現金での取り扱いが多かったイベント会場や施設におけるキャッシュレス化の促進に貢献します。
小型の非接触ICカード(左・中)とウェラブルデバイス(右)
第一弾として、11月に開催されるサッカーのJ1リーグの試合で、三井住友カード株式会社と共同でリストバンド型ウェアラブルデバイスを導入し、電子チケットの利用やキャッシュレス決済、スタジアム内で提供されるアクティビティ利用、これらの利用を通じて取得したデータをマーケティングに活用する実証実験を行います。
■チケッティングの電子化によるスタジアム・アリーナ体験価値向上への実証実験
電子化されたチケット(スマートフォン、非接触ICカード、ウェアラブルデバイスなど)による入場ゲートでの認証やルート案内、各種売店におけるキャッシュレス決済、合成写真プリントサービスやグッズ販売コーナーでのアクティビティなど、各種サービスの情報を連動させることで、来場者の体験価値の向上と運営面の省人化、効率化に繋がるサービスの開発をめざします。
対象試合 : 明治安田生命J1リーグ 「ガンバ大阪 vs V・ファーレン長崎」戦
日 時 : 2018年11月24日(土) 14:00キックオフ
場 所 : パナソニックスタジアム 吹田
協 力 : パナソニック株式会社、ぴあ株式会社、三井住友カード株式会社、DNP
【今後について】
DNPは、サッカーやマラソンをはじめとするスポーツイベント、音楽や飲食のフェスティバルなどのイベント向けに、リストバンドやキーホルダーなどのウェアラブルデバイスを提供し、今後3年間で7億円の売上を目指します。
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