2018年6月1日

DNPアートコミュニケーションズ ポーラ美術館所蔵品の画像データ貸出サービスを開始

モネ、ルノワール等の印象派や近代日本の絵画など130点からスタート

大日本印刷株式会社(DNP)の100%子会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、国内外の有力な美術館・博物館の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを行っています。その一環として、印象派を中心とする西洋絵画や近代日本絵画などを多数所蔵することで知られるポーラ美術館の所蔵品の画像データ貸出サービスを開始しました。

2002年に神奈川県箱根町に開館したポーラ美術館は、ポーラ創業家2代目の鈴木常司氏が40数年にわたり収集した、西洋絵画、日本の洋画、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数約1万点を収蔵しています。
今回はそのうち印象派を中心に、代表的な絵画作品約130点の高精細画像データの貸出からスタートし、利用者の要望に応じて取り扱い点数を増やしていきます。

【画像データ貸出サービスについて】
DNPは事業の成長領域のひとつに「知とコミュニケーション」を掲げ、文化を育むさまざまな取り組みを進めています。DNPアートコミュニケーションズでは、印刷と縁の深いグラフィックデザインの活性化に向けた活動のほか、国内外の美術館・博物館の所蔵作品等の高精細なデジタル画像データをアーカイブとして構築し、そのデータの貸出や権利処理、コンサルティングなどの事業を展開しています。
取り扱っている美術館・博物館の所蔵作品の画像データは下記になります。
・ イギリス:大英博物館、テート美術館
・ フランス:ルーヴル美術館、オルセー美術館
・ アメリカ:ボストン美術館、フィラデルフィア美術館
・ ドイツ:ベルリン美術館
・ オーストリア:ウィーン美術史美術館
・ 日本:東京国立博物館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、神戸市立博物館 など


【サービスの利用について】

・ 利用者は、DNPアートコミュニケーションズのウェブサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で、使用したい作品の画像データを検索して、貸出申込みができます。
(URL https://images.dnpartcom.jp/
・ 作品名・作者・年代・人物・季節等のキーワードで検索できます。
・ 画像データは、出版物(書籍、雑誌、教科書、教材等)のほか、TV番組・ビデオ・DVDなどの映像、デジタル商品(電子書籍等)、広告や商品などに利用できます。
・ 画像利用料は、利用する用途および数量やサイズによって異なります。

【今後の展開】

DNPアートコミュニケーションズは、利用者の要望に応じてポーラ美術館所蔵作品の貸出サービスの取扱い作品数を増やしていきます。また、これまで多くの美術館・博物館に取り扱いの対象を広げてきた実績を活かして提携先をさらに拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図っていきます。また、利用者の利便性を向上するため、美術作品に関わる権利処理やコンサルティングの業務を拡充していきます。


株式会社DNPアートコミュニケーションズ : 本社:東京  社長:伊藤  豊  資本金:3億円
大日本印刷株式会社 : 本社:東京  社長:北島義俊  資本金:1,144億円
画像提供:ポーラ美術館/ DNPartcom

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