開発途上国の子どもの識字率向上のため、社員とともに「翻訳絵本づくり」のボランティアを実施しました | ニュース

DNPは、社会貢献活動の重点テーマ「次世代育成」および「地域社会・国際社会への貢献」における取組みとして、2017年より、開発途上国の子どもたちの識字率向上に寄与する「絵本を届ける運動」に参加しています。同活動は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が主催する活動で、日本の絵本に現地の言葉のシールを貼った翻訳絵本を、開発途上国に贈る取り組みです。

DNPでは2018年も、2月よりグループ社員にボランティア参加を募り、4月までに北は北海道から南は九州まで132名が参加しました。

また、これに先立つ2月6日には、DNP寄付分105冊を含む2017年度分15,818冊の発送作業が東京・千駄ヶ谷のシャンティ～事務所で行われ、DNPグループ社員4名がボランティアとして参加しました。

2018年寄付分も、来年2019年2月に開発途上国の学校や難民キャンプへ発送され、現地の子どもたちの識字率向上に役立てられる予定です。

DNPは今後も社会貢献活動の推進において、社員とともに取り組んでいきます。

［DNP2018年寄付本内訳］
ビルマ語（ミャンマー、ミャンマー〈ビルマ〉難民キャンプ、ミャンマー移民向け）45冊
カレン語（ミャンマー〈ビルマ〉難民キャンプ向け）44冊
クメール語（カンボジア向け）43冊
計132冊

作業が完了した絵本。今回は写真の絵本を含め12タイトルを寄付しました。［写真］どうぶつのおかあさん（福音館書店）、ぞうくんのあめふりさんぽ（福音館書店）、ことりをすきになった山（偕成社）

ミャンマーの図書館にて「おおきなかぶ（福音館書店）」の翻訳絵本を読む女の子。（シャンティ国際ボランティア会のホームページより）

2017年度分発送作業の様子

2018年2月に東京から発送された絵本は3月20日、ミャンマー（ビルマ）難民キャンプ担当の事務所に届きました。（シャンティ国際ボランティア会のホームページより）