2017年8月10日

京都市交響楽団とのコラボレーションイベント「時の響」2017を開催

日本と西洋の文化の出会いを音楽と映像、和食で楽しむ新しい文化体験イベント

大日本印刷株式会社(以下DNP)は京都の文化資源の公開活動の一環として、2017年10月1日、京都市交響楽団とのコラボレーションイベント「『時の響』2017 ~1867年 日本と西洋の文化に出会う~」を京都コンサートホールで開催します。

【「時の響 」について】

DNPは、文化資源の保存と継承、公開という社会課題への取り組みとして、貴重な文化資源を高精細4K映像でアーカイブする「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」の活動や、「日本文化の“伝統と革新”の伝承」のかたちを紹介する「京都知新」シリーズなど、文化資源の公開事業を継続して行っています。
今回の「時の響」は、文化資源の公開活動の一つとして行うもので、1867年(慶応3年)の「大政奉還」から150年目の節目にあたる今年、「大政奉還150周年記念プロジェクト」の一環として開催します。
過去から現在、そして未来につながる京都の千年にわたる奥深さを体感できるイベントで、150年前の日本と西洋の文化の出会いについて、音楽と映像、和食で旅する新しい趣向のプログラムです。

※「時の響」の詳細はこちら→ https://kyo-asobi.kyoto/tokinohibiki2017/index.html

【京都市交響楽団コラボレーションイベント「時の響2017」の概要】

大政奉還が行われ、時代の大きな転換点となった1867年、ヨーロッパでは日本が初めて参加したパリ万国博覧会が開催されました。浮世絵などの日本の出展作品はヨーロッパで大きな反響を呼び、その6年後の1873年ウィーン万国博覧会と併せて、「ジャポニスム」は一大ブームを巻き起こしました。
今回のプログラムでは、日本と西洋の文化が出会ったその歴史を、京都市交響楽団による演奏と、元離宮二条城の高精細4K映像の上映、京都の料理人による和食の饗宴(限定事前予約制)でお楽しみいただける、今までにない新しい文化体験イベントです。


■見どころ:
1. 京都市交響楽団による演奏
パリ万国博覧会やウィーン万国博覧会の時代に活躍したビゼーやJ.シュトラウスⅡなどの作曲家の作品を中心に演奏します。

 
(c)伊藤菜々子

2.  元離宮二条城の高精細4K映像の上映
大政奉還の舞台となった元離宮二条城の高精細4K映像を140インチスクリーンで上映します。映像はDNPも参画している京都・文化遺産アーカイブプロジェクトで収録した作品です。






3. 有名京料理店による特別おつまみ弁当
この日、ここでしか食せない和食の饗宴。和食文化の中心を担ってきた京都の料理人による特別おつまみ弁当(限定事前予約販売)を提供します。





■開催日時:2017年10月1日(日) 11:30~17:00
■開催場所:京都コンサートホール
■料金:第1部:3,000円 第2部:3,000円 第1部&第2部通し券:5,000円 特別おつまみ弁当引換券:3,000円
■主催:「時の響」実行委員会(大日本印刷(株)・(公財)京都市音楽芸術文化振興財団・(株)エフエム東京・(株)エフエム京都・(株)リーフ・パブリケーションズ)
■後援:京都府・京都市・(株)レーベルゲート
■協力:(株)毎日放送


■「時の響」プログラム
 11:30~ 展示・上映、販売 (2Fホワイエにて17:00まで)
 11:45~ 日本酒に合う<和>おつまみ弁当 下鴨福助 安念尚志
 13:00~ 第一部演奏:フランスプログラム
 13:45~ 白ワインに合う<フランス>おつまみ弁当 井傳 井山和彦
 15:00~ 第二部演奏:ウィーンプログラム
 15:45~ スパークリングワインに合う<ウィーン>おつまみ弁当 美濃吉 佐竹洋治
17:00   閉場           

【今後について】 

DNPは、京都・文化遺産アーカイブプロジェクトでデジタルアーカイブの構築に継続して取り組むなど、文化の保存と継承、公開に関わる活動を推進しています。今回の取り組みをはじめとし、今後も生活者が文化を学び、体感していただけるような文化事業を展開していきます。


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