2016年12月13日
◆◇◆DNPからのお知らせ◆◇◆メディアバリューレポート最新号「進化するギフト・コミュニケーション」を発行
SNSが普及するなかで「贈り物」というリアルなコミュニケーションが高評価
【メディアバリューレポート最新号(Vol.76)「進化するギフト・コミュニケーション」について】
大日本印刷(DNP)は12月13日、「メディアバリューレポート」の最新号(Vol.76)「進化するギフト・コミュニケーション」を発行しました。DNPは、生活者の情報メディア利用や購買行動の変化を調査・分析する「メディアバリュー研究」を2001年に開始し、テーマごとに結果をまとめた「メディアバリューレポート」を発行してきました。
今回は、SNSによる気軽なコミュニケーションの頻度が高くなるなかで、人と人をつなぐ消費として進化する“ギフト・コミュニケーション”をテーマとした調査結果を報告します。SNSの利用状況とギフトとの関係について分析したところ、SNSが普及するなかで、「贈り物」というリアルなコミュニケーションがあらためて評価されていることなどがわかりました。
※詳細はこちらをご覧ください。
http://www.dnp.co.jp/cio/trend/article/10129971_19464.html
○リアルなコミュニケーションとしてあらためて評価される“ギフト”
SNSを幅広く使いこなす「SNS積極層*1」は、「贈り物をするのが好き」という割合が最も高い。
贈り物を選ぶ際、相手の好みを考慮しつつ「自分では買う機会がないようなものを選ぶ」など、贈り方にもこだわっている(図1)。
友人の投稿に「いいね」やコメントをするなど日々のコミュニケーションを通じて相手を理解していることで、「喜ばれる贈り物」を選ぶだけでなく、贈るタイミングや贈り方なども工夫している。
SNSでの気軽なコミュニケーションが増え、メッセージのやり取りの頻度も高まるなかで、「贈り物」というリアルなコミュニケーションが、気持ちを伝える手段として高く評価されている。
*1 SNS利用者(1,512名)をFacebook、Twitter、LINE、Instagram、Pinterestの利用頻度をもとにクラスター分析し、複数のSNSの利用頻度が高い「SNS積極層」(10.6%)と、Facebookを中心に利用する「SNS受動層」(28.9%)に分けた。
○贈り手ともらい手、双方の共感を得る「贈り物」
「お歳暮・冬ギフト」「お年賀」などを習慣や形式的に贈る意識は低下傾向にあり(図2)、「贈るもの」「贈り方」「贈るタイミング」などで気持ちを伝える工夫をしながら贈るようになっている。
SNS利用者にとっての贈り物は、「自分のことをわかってくれている」と喜ばれたり、SNS上で拡散されたりするものとなっており、贈り手ともらい手、双方の共感を得ることのできるコミュニケーションとして、贈り物の価値が高まっている。
企業は歳事やイベントなどで贈り物需要に対応するだけでなく、“ギフト・コミュニケーション”をサポートする商品設計や仕組み作りに取り組むことが求められている。
【メディアバリューレポートについて】
DNPは、生活者の情報メディア利用と購買行動の変化を調査・分析する「メディアバリュー研究」を2001年に開始しました。設定したテーマごとに調査・分析を行い、その結果をまとめた「メディアバリューレポート」を発行しています。
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