2017年12月27日

生体認証を活用したセキュリティ強化への取り組み

本人認証アプリを利用した顔認証機能の実証実験

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、従来より決済などの金融機関向けサービスのセキュリティ強化を進めていますが、スマートフォンを利用したサービスをより安全・安心に生活者にご利用いただくために、横浜銀行(代表取締役頭取 川村健一)と生体情報を活用した本人認証サービスの開発に向けて、基本合意しました。

二社は、本人認証サービスの開発を進めるにあたり、DNPが開発した本人認証アプリを活用し、2018年春から、横浜銀行およびDNPの関係者により、顔認証機能の実証実験を実施します。本実証実験では、事前に運転免許証などの公的身分証を撮影し登録した顔写真データと、スマートフォンのインカメラで撮影した顔写真を照合することにより、不正利用でないことを確認し、決済口座の登録を行います。
利用者は、本機能を利用することにより、不正利用を防止できるだけでなく、郵送等による本人確認書類のやり取りや複数のパスワードを管理する手間が省けます。
実証実験の結果を踏まえて、横浜銀行では、この顔認証機能を、「スマホ決済サービス『はまPay』等の本人認証機能として商用利用を検討していきます。
またDNPでは、スマートフォンを利用した各種の金融サービス(預金口座振替契約や送金アプリの利用契約など)の本人認証アプリとしての商用化を検討していきます。


※「はまPay」は、横浜銀行と契約した店舗で買物代金などを支払う際、個人のお客さまが専用のスマートフォンアプリを操作することで、事前に登録した横浜銀行の口座から決済資金を即時に引き落とすサービスです。

<イメージ図>

  

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