2014年7月2日
タッチパネルディスプレーとカードを使った新しい販促支援サービスを開始
スマホやタブレット、デジタルサイネージにかざすだけでカードごとに異なる情報配信が可能に
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、スマートフォンやタブレット端末などのタッチパネルディスプレーにかざすカードごとに、異なる画像や映像、商品情報やクーポンなどを表示する『Touchcode(タッチコード)』を採用した販促支援サービスを7月に開始します。DNPは、当タッチコードカードを活用した各種プロモーションや地域の活性化、エンターテインメントなどに対応したソリューションを提供します。
【タッチコードについて】
タッチコードは、T+ink社(米国)のグループ会社のT-Touch社が開発した、目に見えない電子コードを印刷したものです。紙やフィルムなどカード形状の基材に、導電性材料で印刷したパターンを、静電容量方式のタッチパネルで認識し、当該パターンに対応するIDコードを特定して、IDコードごとに登録されたコンテンツを利用者のディスプレーに表示します。
【サービスの概要】
タッチコードは、紙やフィルムなどに印刷でき、ほぼ100%の確率で読み取ることが可能です。生活者は、専用のアプリやウェブサイトを立ち上げ、画面に表示された指定場所にタッチコードカードかざすと、各カードに関連付けられたコンテンツを閲覧できます。
<当技術を活用したサービス例>
DMによる来店促進やトライアルプロモーションに活用
- 飲料メーカーの例 : 会員に複数のタッチコードカード入りのダイレクトメール(DM)を送付。会員がスマホやタブレット端末で専用サイトへログインして各カードをかざすと、各商品の特長が動画で表示される。会員が飲んでみたい銘柄を選ぶと、そのサンプルが後日配送され、トライアルプロモーションの活性化につなげることができる。
- アパレルメーカーの例 : 会員にタッチコードカード入りのDMを送付。会員は店舗内のデジタルサイネージに当カードをかざすとクーポンやプレゼントなどが得られるため、来店促進が実現。
商品価値向上に活用
- コミックの例 : コミックの購入者にタッチコードカードをプレゼント。キャラクターの動画や特別ストーリー、関連するゲームアイテムなどを提供することで、コミック本体の商品価値を向上。
- 雑誌の例 : 雑誌付録にタッチコードカードを同封。雑誌の購入者は、特設サイトのオリジナルコンテンツが閲覧できるため、雑誌本体の商品価値を向上。
- スポーツゲームアプリの例:野球やサッカーなど、専用のゲームアプリを立ち上げて、それぞれの選手が印刷されたカードをかざすと、直近の成績や写真、映像などを提供。また、ゲーム内に選手を登場させるなどして、ゲームの商品価値を向上。
地域活性化に活用
- 地域の名所などで配布されるタッチコードカードを専用アプリにかざすと、推奨の飲食店やお土産店などのクーポン券が入手できる。クーポン券を使用すると次のオススメ名所をレコメンド。また、アプリ内に名所の訪問履歴を登録することでスタンプラリー企画が可能になる。スタンプラリーを制覇したユーザーへ“観光大使認定書”などを提供。
【参考価格と売上目標】
タッチコードカード : 1枚あたり約10円~、 アプリ制作 : 50万円~。
※価格は税抜きです。仕様や生産ロット、企画などに合わせて個別にお見積します。
今後DNPは、出版社やメーカー、流通や広告、ゲーム業界などに当カードを活用した販促支援サービスを提供し、年間3億円の売上を目指します。
尚、7月2日(水)~5日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「第21回 東京国際ブックフェア」のDNPブースで当サービスを紹介します。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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